第5話

もう少しで受験なのに事件…だと
8,479
2020/10/31 04:22
そこからの日々は…前世同様勉強の日々が続いた
平日の朝は勿論,学校に行っていて,隙が合ったら勉強。
夜は12時までシャーペンを動かしていた。

_そんなある日のことである



『ん…あぁぁあああぁぁあ!?!?』←
私は1人部屋で口に手を当てながらながら叫ぶ。
そのおかげで母さんに怒られ…
チョップを食らったのは言うまでもない…←

・・あ…なんでこんなに慌ててるかって?
実は慌ててるんじゃないんだよ…!!
私にとって本当に良いニュース…!!
とりあえず…


__見てくれ!!
百
橘さん!!
わたくし,雄英ヒーロー科に受かりましたわ!
LIMEで通知がきたんだけど…
八百万が雄英高校ヒーロー科に受かったんだ!
いや〜…マジでおめでとうだわ…
あなた

おめでとう!!!!✧\\ ٩( 'ω' )و //✧

とりあえず…

原作は順調に進んでる模様だ…

後は…
私が【陰キャ】になるだけだ…!!
百
橘さんも頑張って下さい!
応援してますわ!
oh......今度は私の番か…
まぁ落ちても問題ないっしょ!!←駄目です
あなた

ああ!頑張るぞ!

八百万には応援して貰ってるから…
落ちたら八百万ガックシ来るだろうし…
前世と同じように本気は出そう…。



…もし…受かったら気配消さないと←


母「ちょっと!!
ちゃんと勉強してるの!?」

あなた「ハイ!!シテマス!!」←

あっぶねぇ…
スマホ没収されるとこだった…!!
皆も勉強中にスマホは駄目だぞ!?
世の中色んな親いるけど…
私の親は厳しいからな!←事実を言うな


・・…って
こんなこと宣伝してる暇なんてなかったぜ…
私も仮には第2受験生だから…←
しっかり勉強しなきゃだな!


__カリカリ

私は再び机と向き合い…
シャープペンシルを動かした。
受験勉強用の大学ノートは…
いつの間にかページが無くなりかけていた。

大丈夫〜…!
私の部屋にはいちいち買わなくて良いようにノートストックがあるのであーる!
受験まで残り1ヶ月…!


__正々堂々挑もうじゃないか!雄英よ!
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

┈┈┈┈┈✪
母「あなた〜受験勉強中ごめんなさいなんだけど…隣町の叔母さんとこにお土産,分けてきてくれない?」

休日の日曜…。
こんの母さんに叔母さんのとこ行けと命令を受けた…ッ!!
いやいやいやいや…!?
可笑しいだろ!?
はい,受験勉強してますよ!?
後2週間と言う大事な期間デスヨ!?←


あなた「まぁ良いけどな…
本当に今回限りだぞ!?」←

母「ありがとうね〜
じゃ,行ってらっしゃい」←

え,早速行けと?
…。

一生恨んでy((『行ってきまーす』
__スタスタ

隣町つっても…
歩いたら直ぐ付く一軒家だろ?←(5km離れてますけど!?)

バスとか電車は好きじゃねぇし…
雄英も歩いて行くか←(6kmデス…)

そう散歩がてらに叔母さんのとこに歩いていると…。

「うわぁぁああん!!」

公園の大きな木の下で…

“白い服”,“白いショート髪”,“赤い目”,左おでこに角が生えた”幼〜い男の子が目から滝を流しながら泣いていた。
…なんか…壊理ちゃんに似てね?
でも壊理ちゃんに双子なんて居ないし…
まぁまだまだ時間あるし…!
職務質問LET'S GO!!!←(違います)


あなた「どうした〜?僕」
しかし泣くばかりで…
私に気に掛けようともしてくれなかった。
…嫌われてんのか?←

あなた「僕…私なんか悪いことしたのかな?」
そう言うと…

「知らない人とは喋っちゃいけないって言ってたもん!」プイッ

・・いや真面目くんかよ〜←
そりゃあ知らない人だわ,私も君のこと知らないわ
だが,ほっとく訳にはいかないんだよなー!


あなた「お姉ちゃんに話してみてくれ!
解決してあげよう!」

__ピクッ
男の子体がビクついた気がした
_その瞬間
?「駄目じゃないか“壊舞”
外に出たら」

一瞬で…
血の気が引いた感覚が合った。
この感覚は…
【初めての感覚】だ。


壊舞「…ヒッ…」

壊舞くんが怯えるのは…
この子が辛い思いをしているからだろう。
…そうだろう?

【死穢八斎會】

【治崎廻】

まさかここでご対面するとは…
思いもしなかったが…
これも運命なのだろう。

…てか,
【壊舞】…って
壊理ちゃんの双子!?
絶対そうだよな!?よく見てみれば壊理ちゃんとあべこべの子だし…。
…まさか原作と異なってる!?←


治崎「すいません…
子供が」

正常に動くんだ。
ここは私が出る幕じゃない。
ヒーローが…
ヒーローが出る幕だ。
…だけど…。

手を…離したくないんだ。
後悔する…。
必ず後悔してしまう羽目になる。
だって…。

壊舞「たすけて…ッ…」

離せる訳…
無いじゃないか…
ヒーローでもなんでもない…
ただの通りすがりなのに…
この小さな男の子を…

_【助けたい】と思ってしまった。


治崎「…。ハァ…
良いのか壊舞…。





【壊理が壊れても】」

この一言で…
壊舞くんは怯えながら…

__スタスタ

あちらの元に帰ってしまった。
この時…。
本当に辛かった。
アニメでも見た…
壊理ちゃんを離してしまった緑谷の【辛さ】
いや…

【ヒーローの辛さ】を知った。



私は…
治崎廻と壊舞くんの小さな背中を…
静かに見つめた後…。

叔母さんのとこに足を運ばした。
叔母「おやまぁ…
遠いところからありがとうねぇ…」

インターホンを鳴らしたら…
元気いっぱいな叔母さんがトコトコと出てきてくれた。
それを見て…
なんか安心した。


あなた「いーえ,
叔母さん元気で何よりだよ
じゃあ私帰るわー」

叔母さんはまだ居ていいよって言ってたけど…
帰って早くこの…なんというか…

【罪悪感】を流したかった。
__スタスタ

助けられなかった罪悪感というか…
あの手を離してしまった罪悪感というか…
とにかく…
ものすごく苦しい…。
だから思った。
こんなんで折れるということは…
私は【ヒーロー】には向いてないと。

…勿論さ,あの子達助けたいけどな…?
助ける為にはヒーロー科に行かなければならない。
それは言語道断,無理だからな…←
…。
ごめんな…。


__壊舞くん。
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壊舞side


暖かかった…。

とても…優しい笑顔だった。

…あの人,お名前なんだろう?

また今度会えたらいいなー…。


壊理「お兄ちゃん!
大丈夫だった…?」

はは…。

でも…。


壊舞「大丈夫,壊理」

【未来】なんかないもんね…。

僕達に…

ヒーローは居ない。

来たらみーんな〇される。

ずっと…。

ここなんだ。

誰か…。



__助けて



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🍅こと作者です
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【設定】

壊舞(エム)

壊理の双子の兄

🍅こと作者です
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オリキャラはまだ出すつもりですので…
今後とも宜しくお願いします\🍅/

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