第52話

たった一瞬の血-林間合宿❻
5,494
2020/12/27 01:01


荼毘「邪魔はよしてくれよなプロヒーロー,用があるのはおまえらじゃない…。つーか」

荼毘…!!!
イレイザー先生は…!!炎で見えないけど上に引っ付いてる…!!!

こういう時の対策はしてる…!!
早く…!!!!動かなけれ……

__トン


あなた「…は」

くっそ…また背中に手を!!!
これじゃあ思うように動けねぇじゃねぇか!!

ヤバい,本当に…
焦んな…焦んなよ橘!!!

手に汗が滲む。
焦るなと暗示を掛けているが…

相当…焦っているのかもしれない…。


そんな中…
炎で姿が見えない同士で会話をする敵


?「荼毘ー!いつ見ても凄い出火量だね」

荼毘「なんでてめぇがいんだよ,今日お留守番だろうが」

?「いいだろ?頼むから死柄木に内緒で!」

やっぱり…
コイツは敵連合の一味…!!!

そう確信したら…
丁度のタイミングで蒼い炎が空ける


荼毘「まァ…プロだもんな」

原作通りの一言を呟く荼毘…。
それと同時に,イレイザー先生は目を見開いた。


相澤「…!!!橘…!!」

荼毘「いかせn……」


相澤「出ねぇよ」

私のところに来るついでに…
原作とは違うが荼毘に重い攻撃をかます。


?「うぉ…荼毘を一撃!?さすがプロだな…」

相澤「そいつを離せ,さもなくば骨が折れる羽目になるぞ」

?「それはやだなー!!離してやりたいけど…
ちょっと無理かな?」

相澤「だったら…









合理的にいこう」

いやカッコイイ!!
けどそれどころじゃねぇ!!←

頼む…頼むからイレイザー先生!!


あなた「僕のことどうでも良いですから!!
(原作通り)目の前の敵倒して下さい!!」

これガチで言ってるだからな!?
ジョークでも何でもねぇからな!?!?

心の底から訴える。
だが…イレイザー先生は言ったんだ。

相澤「お前は馬鹿か」

この状況で普通言うかおい…!!
一応私殺されかけているんだぞ!?!?

__ギィィィィィ


その時,
私の背中に置かれていた手に…

ものすごい圧力がかかる

もちろん,すげぇ痛いけど…
イレイザー先生にどうしても荼毘と戦ってほしく…

必死に声を上げないように…頑張る←


?「あっれ?結構力強めたんだけど…もしかしてもっと?」

あなた「…!!!」


__ボキッ


遂に何かが折れる音がした。
音が鳴ったところは…【自分の背中から】

恐らく,背骨が逝ったのだろう。

その痛さは…
今までに感じたことのない“痛感”…。

だけど…私は…


あなた「…マジで…ッ!!!痛いんですけど!!!!」

今ある力を振り絞って…


?「グァッ!!!!」

背中に居たクソ野郎を回し蹴りで蹴っ飛ばす。
それでの反動は…まるで【異次元並】だ。


あなた「…。お…っと」

ふらつく足を…
器用と言えるか分からないが,整える。


相澤「橘!!大丈夫か!?」

あなた「生きてるんで平気ですよ…それより…

【あの厄介な炎野郎をどうするかですね】」

イレイザー先生をさっさと原作に進ませたい…
切実な願いからイレイザー先生に言ったんだけど…


相澤「生きてるかがどうこうの話じゃねぇだろ,早く施設の中e…((」

?「荼毘ー!!プロは任せたー!!」

荼毘「…わぁーった」

相澤「…チッ!!!!」

…さっさと片付けろよイレイザー先生!!!
こっちの背骨も結構やべぇんだ…!!!

__トン

って言った傍から背中に手を置くな…!←
…。

…チッ,行動1つ1つの速さがえぐい…。
目で追えたとしても,体が動かねぇ!!!!

再び,汗が滲み出す。
焦るというのにも慣れてきてしまっている…。

まずいし…やべぇし…痛てぇし…←
これ…

_ワンチャン死ぬんじゃ…

?「もう邪魔はされない…背骨が折れた状態で,どのくらい持ち堪えられるか…。楽しみだね」

謎の人物の手のひらが…
さっきの光よりも濃く…明るく…


そして…__
_____プシャァァアアア!!!!!


【黒い血が宙に舞った】


相澤「…!!!橘……!!!」

荼毘「お前の相手は俺だイレイザーヘッd…((」

相澤「チッ!!!」


__ガッ!!


相澤「さっさと目的・人数・配置を言え」

…ありがとう…
やっと…原作通りに進んでくれた…!!←


荼毘「何で?」

押し倒されている荼毘がイレイザー先生に問う。
この質問から,痛々しい音が鳴り響く。

た…ただでさえ…痛てぇのに←

そう感じていたら…
痛々しい音と同時に,森の方からまた違う音が鳴る。


相澤「…なんだ?」

「「「「先生!!!!」」」」

森から出てきたのは…
原作通りの【A組達】

比喩は…
“居なかった”

…てか…
普通に背中悲鳴上げてんだけど←


?「ちょっと,荼毘離してくれよプロ」

荼毘「いいやァ,良い,てめぇもさっさと逃げろ」

?「…はぁ,了解ー」

…!!!!
逃げる…!?逃げるつもりなのか!?


あなた「待て…,逃げんのか」

謎の人物にしか聴こえない程度の声で…
私が言う。

でも謎の人物は…【笑顔】で言った


?「ん?まだ殺されかけたいのか?いいよ〜!また今度殺ってあげるから!今日はお開き!」

じゃあと付け足し…
謎の人物は早々と去っていった。


荼毘「…さすがに雄英の教師を務めるだけあるよ,なぁヒーロー」

__ズルッ


荼毘「生徒が大事か?」

荼毘の体がドロドロになりながら崩れる。
生で見るととてつもなくグロい。


荼毘「守りきれるといいな…アイツも去ったことだし…まぁまた会おうぜ」

そう言い残し…
荼毘の身体は地面へと一体化した。
峰田「先生今のは…!!」

焦りを見せながらイレイザー先生に聞く峰田。
すると,イレイザー先生は…

怒りを包みながら答えた。


相澤「……中,入っとけ,すぐ戻る」

森から出てきたA組の1部達を施設に入るよう行った後…
私の方に足を動かす。


相澤「橘,大丈夫か?」

あなた「痛いですが…まぁ平気ですね」

大丈夫…。
それより…比喩が心配だ。

アイツは帰った訳じゃない…!!
一旦去っただけなんだ!!

攻めに攻めてる比喩があんな攻撃を受けたら…
確実に死ぬ…!!!!!


__ベシッ


あなた「痛ッッ!!!」

相澤「何が大丈夫だ馬鹿,支えてやるから早く中入れ」

頭を叩かれた。
痛かったけど…

駄目…なんだ,アイツが…!!!

_また死ぬかもしれねぇから!!!


あなた「お願いです,相澤先生…!!!!!
僕も闘わせてください!!!」

相澤「…何無茶を言うんだ,そんなボロボロな体で…」

私は…
背中が痛いのにも関わらず…

_声を張った

あなた「自分の体力はまだあるんです!!!
死ぬ時になったら勝手に死にますから!!!」

相澤「…!」

あなた「自分の力を出し切りたいんです!!!お願い…ですから!!!」

痛いなんて気持ちは絶対に出さない。
絶対に…




相澤「…分かった,だが無理だと感じたら直ぐに施設に戻ること」




【クソ比喩を守りきってみせる】
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

┈┈┈┈❖✪❖
荼毘
荼毘
トマトが居ねぇらしいから…代わりに俺が言う
荼毘
荼毘
あ?文句言う奴この小説見んじゃねぇ
🍅こと作者です
🍅こと作者です
いやいやいや!!荼毘さんそれはさすがにダメですッッ!!!!
荼毘
荼毘
…お前も文句言うのか…燃やすぞ
🍅こと作者です
🍅こと作者です
燃やすっつうかもう火ィ目の前なんですけど!?!?!?
トマト,天国逝き←
荼毘
荼毘
…。燃やし過ぎたか…。まぁいい。
次も見ろよ
🍅こと作者です
🍅こと作者です
(…それで良いんです荼毘さん)←

プリ小説オーディオドラマ