比喩「くあー!やっぱ疲れるー!」
あなた「何故いる」←
何故こんな言葉を零したかと言うと…
私は主要人物となるべく近付きたくない為…
少し離れた地面の上に背伸びをしながら立っていた。
なのに奴がいる←(失礼)
いや,だって比喩モテるっしょ?
私から見てもめっっちゃ美人だしな?
だから…
比喩いると絶てぇ目立つんだよ…な〜ぁ(泣)
そう確信していると…
比喩「あのね」
比喩から口を開いたんだ。
…もう
どうなっても良いや…
どうせ…
__モワモワモワーン☁︎︎
~回想~
比喩「これ以上主要人物に近づかないでよ!!
私,モテたいんだから…!!」
あなた「え,で…でも」
比喩「黙りなさい!!」
__バン!!
あなた「い…痛い…よぉ…!」
比喩「陰キャなら陰キャらしく居てよね!」
あなた「キャー!ヤメテー!(棒)」
__モワモワモワーン︎︎☁︎︎
~現在~
こうなるに違いない…←
説明しよう!!
前にも言ったが橘は重度の妄想確信癖である!
妄想で考えたほぼ全部が…
夢になって現れると言う…!
なんとまぁ重度過ぎる重度!!←
次いでにこれも前世からの癖である!!
あなた「あ…で…
ナンデスカ…」
私は緊張のあまり
発する言葉がカタコトになってしまったが…
比喩はそんなの気にせず…
_遂に言った
比喩「本当に…!!!
・
・
ごめんなさい…!!」←
……。
…ん?は?
ちょ…?え,あ,へ?←(絶賛混乱中)
あなた「そ…それはどうi((」
聞こうと思ったら…
マイク音のキーンって音で…
その言葉は見事かき消された←
すると音がして直ぐに…
ミッド「ようやく終了ね!それじゃあ結果をご覧なさい!」
でっかいモニターに映し出されるのは…
私達の各自順位だった。
…私の…
_順位は……
あなた「…ん?
ちょちょちょっと待て…?」
違う内容で頭が混乱する。
気になる私の順位と言うのは…
[2位]
…。
やっっっべぇえぇぇ…←
せめて…せめて5位狙ってたっつうのに…
原作順位変えて…
2位かよ…!!←
比喩「ヤッター,私3位ー」←
私が結構ガックシ来てる隣で…
比喩が喜んでる素振りを見せる
あなた「いや喜ぶところじゃ……
…あぁ…私の陰キャ生活ガ…」
比喩「いやそんな落ち込まなくても…」←
落ち込むに決まってんだろ!?
原作知識持ってるトリオが2位と3位制覇してんだぞ!?←
普通だったらここは轟と爆豪の筈…!!
これは…
結構…ヤバイ←
まぁそんな私の思いは誰かに届く訳でも無く…
第2種目へと移り入った。
ミッド「予選通過は上位42名!!」
…と,言うことはだ
私達が上位2,3位を収めているから…
予選通過41番目の発目明と,42番目の青山優雅は…
【予選敗退】となる
そう思うと…
罪悪感半端…ねぇぞコレ←
ミッド「残念ながら落ちちゃった人も安心しなさい!まだ見せ場は用意されてるわ!」
ミッドナイトの後ろにある
大きなモニターが再び動き出す
ミッド「そして次からいよいよ本選よ!!ここからは取材陣も白熱してくるよ!キバリなさい!!」
__ドゥルルルルルルル
ミッド「さーて第2種目よ!!私はもう知ってるけど〜〜何かしら!!?言ってるそばから」
アーなんだろうナー
私ナニモしらないヨー!!!←
ミッド「コレよ!!!」
[騎馬戦]
…。
P低い人と組んで負けたいい!!!←(おい)
上鳴「騎馬戦…!」
峰田「騎馬戦…!オレダメなやつだ…」
蛙吹「個人競技じゃないけどどうやるのかしら」
とりあえずてめぇら話を最後まで聞けよ…
小学校で習わなかったのかしら…!!
(※誰すか)
ミッド「参加者は2〜4人のチームを自由に組んで騎馬を作ってもらうわ!基本は普通の騎馬戦と同じルールだけど1つ違うのが…!」
ミッド「先程の結果にしたがい各自にPが振り当てられること!」
私は2位だから…
200P程度か…
う〜ん,嫌だな割とガチで←
砂藤「入試みてぇなP稼ぎ方式がわかりやすいぜ」
上鳴「つまり組み合わせによって騎馬のPが違ってくると!」
_ピシャン!!
ミッド「あんたら私が喋ってんのにすぐ言うね!!!」
怖いですミッドナイト先生…
自尊心野郎みたいに目がつり上がっております!!
ミッド「ええそうよ!そして与えられるPは下から5ずつ!42位が5P…42位が10P…と言った具合よ!そして…」
お,来るぞ来るぞ…w
比喩「私,この場面好き」←
あなた「共感過ぎる共感」←
…。
ん?なんか私普通に比喩と喋ってねぇか?
↑(今頃気づいた橘氏)
ミッド「1位に与えられるPは…
・
・
1000万!!!」
__チラッ チラ
予選を通過した人殆どが…
1位の緑谷に視線を向ける。
ワーオ,結構…
恐ろしいっすね←
ミッド「上位の奴ほど狙われちゃう__…
下克上サバイバルよ!!!」
…あーあ
_私も狙われるやん←
ミッド「上を行く者には更なる受難を,雄英に在籍する以上何度でも聞かされるよ!これぞPlus ultra!」
上に行きたくなかった者なんすけど←
どうすりゃ良かったんすかぁああ!!!!
ミッド「予選通過1位の緑谷出久くん!!持ちP1000万!!」
名指しされた緑谷に…
めちゃめちゃ激しい視線が送られる。
うん,チョー可哀想←
緑谷に同情しつつ…
ミッドナイトの騎馬戦説明を聞く
ミッド「制限時間は15分,振り当てられたPの合計が騎馬のPとなり…騎手はそのPが表示された“ハチマキ”を装着!!」
ミッド「終了までにハチマキを奪い合い!保持Pを競うのよ」
ミッド「取ったハチマキは首から上に巻くこと!とりまくればとりまくる程管理が大変になるわよ!」
わー,
私管理とか無理だから他の誰かに任せるか
…。
主要人物以外に←(超重要)
ミッド「そして重要なのは!ハチマキを取られても,また騎馬が崩れても…!!
“アウトにはならないってところ!”」
アウトになるからこそ楽しい騎馬戦っつうのに…
まぁいっか…予選通過してしまったからには戻る手段はない…
八「てことは…」
砂藤「42名からなる騎馬10〜12組がずっとフィールドにいるわけか…?」
A組の人達が色々話している。
説明中だと言うのにな←
芦戸「いったんP取られて身軽になっちゃうのもアリだね」
蛙吹「それは全体のPの分かれ方を見ないと判断しかねるわ三奈ちゃん」ケロッ
_ヴンッ
ミッドナイトが愛のムチで場を再び沈める。
ミッド「“個性”発動アリの残虐ファイト!でも…
あくまで騎馬戦!!悪質な崩し目的での攻撃等はレッドカード!1発退場とします!」
ミッド「それじゃあこれより15分!チーム決めの交渉タイムスタートよ!!」
「「「15分!!?」」」
あー…とりあえず…
_身を隠そ☆←
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
┈┈┈┈┈✤
「あの!私と組みませんか!」
「お願いしますぅうう!!!」
「頼む…!!」
中々陰キャは難しいなぁ!!
何故人が寄ってくる…?!
(※あなたが2位だからです)
どうしようと悩んでいると…
?「あ,あの!!」
あなた「んあ?…って…
・
・
緑谷くん…?」←(嫌な予感を察知)
振り返れば…
緑谷と麗日と常闇が勢揃いしていた。
いや〜まさかね?←
緑谷「一緒に組んで下さい…!!」
まさかだった〜←
そうだと思ったよ
だって君の後ろに組む人らしき人達いるもん
麗「うちからもお願い!橘くん居たら有利だと思う!!」グッ
WOW…
麗日スマイル&ガッツポーズは心臓持たないぜ…←(キャラ崩壊now)
緑谷「…?橘くんどうした!?」
あなた「え,あ,ハイ,組もう,組みましょう」←
緑谷「!!良いのぉお!?」ダァァァア
滝の涙を初めて見た私←
水くめるよこれ…
常闇「じゃあ早速だが…
作戦を教えてくれ,緑谷」
緑谷「うん!!!!」
__チックッタック チックッタック♬︎
マ「さァ上げてけ鬨の声!!」
マ「血で血を洗う雄英の合戦が今!!」
マ「狼煙を上げる!!!!」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
┈┈┈┈┈❀
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。