ー瑠依sideー
コメント『ホントだよw』
コメント『てかさ、玲くん彼女いるんだっけ?』
コメント『いや急に思い出してさ()』
コメント『声聞きたい』
コメント『それな!』
コメント『絶対美人』
玲に呼ばれ、部屋に向かう。
コメント『!?』
コメント『www』
と膝をぽんぽんとする。
座れってことかな
というかなんで呼ばれたんだろ…
彼女って紹介してくれるの嬉しかった…♡
コメント『え、彼女さんって男の子ですか?』
コメント『めっちゃ可愛いですね!』
コメント『腐腐腐…』
コメント『見なくてもわかる』
コメント『天使…』
と僕の唇にチュッとキスをする。
配信中なのに…!//
そう言い、僕の頬をムニムニする。
顔が近いッ///
僕が頭を混乱させているととんでもないことを言い出した。
僕は恥ずかしくて玲の頭を軽く叩く。
コメント『玲くんって欲に素直なんだねw』
コメント『否定しないんだねww』
コメント『そういう所も可愛い🥺』
可愛い…やだよ、僕の玲なのに…
コメントに対して『ありがとう』とニコッとしているのにムカついてしまう。
ごめんねって言って欲しい。
そう言ってもらうために必死に考えた。配信中に困ること…
あ、
僕は膝から降りて、机の下に潜る。
配信に集中して僕がここに居ることすら気づかないだろうな…
そんなことを考えながら玲のモノをズボン越しに触る。
と大きく体が跳ねる。
コメント『え?どしたw?』
コメント『大丈夫?』
コメント『なんや今の声w』
コメント『変な声ww』
コメント『え、可愛い🥺』
『やめろ』そう小さな声で言われる。
やめると思う?
コメント『疲れた?』
コメント『まじでどした?』
コメント『大丈夫?🥺』
なんでそんなに平気そうなの?
ごめんねって言わないの?
そう考えると更にカッとなり、ズボン越しにモノを口に含む。
そう言って、ミュートにする。
と怒ったような顔で僕を見る。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!