第20話
・・・俺の出番は?
~ガラン目線~
声をかけて来た人間族がワシらに近づいてきた。
明らかに、普通の人間族とは何かが違う。
そんな雰囲気を纏っている男に、
質問をなげかけてみる。
・・・コヤツ、天然か?
ゼルドリスとエスタロッサだけならまだしも、
ワシを見て人間族と言う奴に会ったのは初めてじゃ……
・・・しばらく沈黙が流れる。
どうすんじゃこの微妙な空気…
・・・・・・そうじゃないわい!
やはりコヤツ、天然確定じゃな。
無言になってしまったワシらを、
空気を全く読まずに気遣っておるわ…
呆れるワシ。
さらに男はこう言った。
背の高いお兄さん・・・振り向くワシ。
ぶふぉ。
つい吹き出してしまったワシ。
エスタロッサに睨まれる。おぉ怖い怖い。
コヤツ、もしや天然通り越して大物か?
無知とは偉大じゃの。
何を考えているのか……
赤髪の男に近づいていくエスタロッサ。
がしっと握手する二人。
そして意気投合したのか
そのまま話し込んでいっておる……
ワシ?
勿論温泉を楽しんでおるわ!
いや~極楽極楽……♪
酒が欲しいと思うワシじゃった。
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