怒られた。
・・・なんでこう、僕は側近に
名前に関してキレられるんだろうね?
(ムーンの名前つける時もキレられた)
早くしろ!と言わんばかりに
威嚇してくる、ヤンキー蛇くん(仮)。
とりあえず僕は今、猫なので目線が
低いのも相まってより迫力マシマシぃ……
((こっわ毒ありませんよーに☠️))
つーか、なんでそんなに急ぐかね?
あ、トイレ行きたいとk((殴
気づいたら、蛇くん(仮)がすぐ近く
(※めちゃくちゃ目の前)にいた。
…うわ口ん中スゴ。
──────ベシッ!!
……ピカッ!❇
頭をいきなり叩かれた。
し、尻尾で叩くなよぉ……💢
うずくまる僕。
……中々にモフモフの毛が顔に。
(※誰だ今すね毛とか言った奴?現在猫の姿だっちゅーの)
地味に痛い。金請求してやろうか。
……つーかさっきからえらく蛇くん(仮)が
太陽の如くに光りまくってる?!?!?!
ちょっ眩ッ
・・・あれ?
でもなんか既視感なような……
(正解:ムーンの時と同じ)
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
┈┈┈┈┈
あんなに眩しかった光が、
おさまったような気配がした。
恐る恐る、閉じていた目を開ける僕。
眩しくて見ることが出来なかった
あの蛇くん(仮)を見ると……
なんということでしょう。
何とも平々凡々な、山や森にいるフツーの
緑っぽい色をしていた蛇くん(仮)の鱗。
……それが今では、深紅の光沢の鱗が
美しい、真っ赤な蛇くん(仮)に!!
……(;°ロ°)へぁ?
え?
え???
なんで?
なんで、🐍×❇=赤蛇くんになるの??ねぇ。
……
ついに思考停止した僕だった。
異世界ってホントに、
わっけワカラナァイ♡(←遂に頭のネジ吹っ飛び)
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!