第27話
(※小さな大声)声優さんは神様ですッ!
~あなたの下の名前の観察~
酒を飲む三人と僕。
主にエスタロッサ、時々ゼルドリス・ガランというふうに、他愛のない話をしていた僕。
ふと、いい機会だと思ったので、
彼らをしげしげと観察してみた。
ーーーーーーまず、ガラン。
さっき………初めて会ったとき、
ガランはなんて分かりやすいんだ…って思ったよね。
魔神族であることを知られたくないのかな?
とりあえず、三人を油断させるため……
最初は適当に、僕は天然っぽい発言を
わざと炸裂させまくってみた訳だけど。
(回想中………)
・・・うん。いや、流石に…天然でも、
ガランとかは人間じゃないことは分かると思うよ?ww
発言した時のあの三人の顔!
写真に撮りたいくらいだったな~(あ、カメラないわ)
特にガランは、思ったより表情豊かで面白いww
からかいがいがありそうで何よりだ。うん。
ガラン))ジー…
・・・だから、僕の分のお酒まで
ジーっと見るのは止めようね?ガラン君よ?
………はぁ。別にいいけどさ?w
ガランから見えないように酒瓶を
もう一つ取り出し、無言で渡す。
・・・うん。
ここからちょっとネタバレに
なっちゃうかもなんだけど………
まぁいいか。
ハッキリ言って、僕としてはガランのこと、
あんまり好きじゃないんだよなー・・・
いや、ディスってる訳じゃあないよ?
僕さ、基本的にエスカノールが好きなんだよね。
自由!勝手!気まま!
最強最高。
あんな感じを目指してるの。僕。
つまりね、僕が言いたいことっていうのはね?
エスカノールと勝負して逃げようとし、
負けたガランは好きになれないってことなのだよ。
うん。
いや、ホントにディスってないんだって。
別に、勝負を放棄しようとして、
ダサいとか思ってないし?
・・・。
・・・おっ、思ってなんかないんだからね!?💧
ーーーまぁ、つまり。
僕の中では、どうも悪い奴で
メラスキュラと一緒にいるっていう
イメージがぬけないんだよねー・・・
とどのつまり、好きになれないとゆー…
そもそも、どっちかと言えば
メラスキュラのほうに会いたかったな。うん。
(………あ、僕、今男か。無理だったわww)
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ーーー次に、エスタロッサ。
う~ん。
今、改めて見ると、
ホントにいい身体してるなぁ…はは。
流石は魔神族、だよねぇ………
どうやったらそんなムキムキになるんだろうね?
謎である。
・・・。
・・・うん………うん。
僕だってね?元は女ですよ。ええハイ。
数十年…数百年。ムーンのリクで、
いまだに男の姿で生活してるけどさ?
女なのよ。心のどこかは!!
・・・つまりね。言いたいことってのはね?
そのぉ………///💧
気を抜いたら、
赤面しそうなくらいの身体でさぁ……
肩を組まないでほしいんだよ…………切実に。
・・・あと、耳元で話すのもヤメテ。
アニメどおりのあのイケボで、
囁かれるのはヤバいっす。。。
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ーーーーーー最後は、ゼルドリs((
………おぉう。
流石は、メリオダスの弟&十戒の統率者だけあるね。
観察する前に、観察されてたよ…
バッチリと目、合っちゃったよ……
・・・
ど、どうすれば………なんて言えばいいの?
困惑する僕。
しかし、僕がそれ以上言う前に、
ゼルドリスくんが口を開いた…
・・・梶裕貴さん、お疲れ様っす!!
( T∀)ゞビシッ!
やっぱり声優さんは偉大だと思う僕だった。
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