SeaSonsに着くと、なにか
怒ってる美咲ちゃん…
大方、夏向のことだろうと思うけど
そこへ白い服を着た男性がやってくる
なにか嫌な予感がした
秋兄の顔も優れない
この人は、ちょっと厄介な人らしい
私は逃げるようにSeaSonsに入った
突然走ってきたので
夏向がこちらに視線をむけた
何も答えず、その場にしゃがみこむ
そういうと夏向は、私を立たせ
カウンターに座らせる
絶対、秋兄に聞こえてたよね…
もう、終わりかもしれない
そこに、秋兄と
さっきの東村さんとお仲間が入ってきた
笑顔が不気味だ…
東村さんという人は
怪しい頬笑みを浮かべて
秋兄の顔を触る
怖い、この人に弱みを掴まれたら
ダメな気がする
出ていこうとする東村さん
目で追ってしまった
すると、東村さんと目が合う
ニヤリと私に笑いかける
ほんとに怖い人だ…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。