第6話

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2018/11/06 09:57
冬真

あー今日はあっちーな汗
そろそろ家帰ろっかなと思いBMXを走らせた



家の前には、お団子頭のキャリーバックを
もつ女の子



あなたが帰ってきたんだ
確信はないのになぜかそう思った


あの日、あなたはお団子頭だったから






あれは17年前のこと、俺は4歳

ほとんど記憶なんて残ってないのに
あなたの姿だけは覚えている





SeaSonsにお団子の女の子が
突然入ってきた。お昼時だった。

すごくすごく悲しそうな顔をして





その日から俺らは4人兄妹になったんだ








でも、あなたは3年前
急に家を出て行った



それからは、1度も連絡はない






そう思ったら勝手に体が動いていた





ギュッ
冬真
冬真
おかえり
美咲
美咲
え!!照
ちょっと、千秋さん

いきなり、そんな//
ゆっくり女の子が振り返り
俺の顔を見た
冬真
冬真
えーーーーーーーー!!
美咲
美咲
えーーーーーーーー!!
冬真
冬真
あれもしかして、君が美咲ちゃん?

俺ここの三男の冬真、
これからよろしくね!
兄ちゃん中にいると思うからさ、
暑いし中入りな!
んじゃ、俺はこれで!じゃねバーイ!
逃げるように、BMXを走らせた






そういえば、あなたを探さなくなったのは
いつからだろう…


兄ちゃんなんか東京に行った時に
探してたのに、やっぱり見つからないって




あなた今頃何してんだろーなー
どーせ、チビなんだろうなー








海の方へ少しぶらぶらして
また家の方に戻ると




今度は、ポニーテールの女の子が
家の前に立っていた




俺は確信した
こっちは本物のあなただ




帰ってきたんだ!




ギュッ
冬真
冬真
おかえり、あなた

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