ひまわりに行く前によったSeaSonsには
美咲ちゃんしかいなかった
立ち尽くしてたから何かなと思って
後ろから覗いたら
花火大会のチラシを握っていたわけ
お店の入口を開けたのは
楓さんだった
なんとも言えない私を含めたこの3人…
なーんか、嫌なメンツな気がする
そういうと、楓さんの目線が刺さる
何も言えない…
そう言うと、私の方にやってきた
楓さんはヒールを鳴らして、出ていった
夏向side
買い出しが終わり
Sea Sonsに向かっていると
会釈をして通り過ぎる
正直この人は苦手だ
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あなたside
あの後美咲ちゃんとは別れて
ひまわりに向かっている
今日は不定期なお休みにして
話し合う時間となってる
早織さんにとっては、休日を休みに
した方がいいと思うけど…
休日のお客さんも多いんだよね…
んー難しぃ
ブ-ブ-
たしかに、この写真の楓さんは
ドレスを来てるように見える…
優里が嘘つくわけないし
ボストンに留学してた訳では無いの?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!