あの時の夏向はまだ運転になれてなくて
運転荒くなってたのか…


それとも夏向にも嫌われたと思い込んで
気持ちが沈んでたからか…



私は海の波もあって、気分が悪くなってた

夏向は私の背中をさすってくれてる。


なによ、急に優しくしないでょ。
調子狂うじゃん…

恥ずかしさから
夏向からすばやく離れようとする



しかし、ここはボートの上
バランスを取りずらい



ﾌﾗｯ

ひとつの岩にたどり着いて

夏向に手を引いてもらいながら
よじ登った

俺ら二人だけの秘密…か。

もうそんなの忘れてるんだろうなー｡






違う違う、夏向はなんも悪くない

3年間も音信不通で、みんなに
迷惑かけたんだもん



このくらいのバツ可愛いほうじゃない









昔のことを思い出していると


気がつけばあまりが暗くなり始めている

そのころ



美咲side



夕方、、来るはずのない人が
SeaSonsを訪れた

あ、あ

も、も、もしかして！
あのキ、キ、…




キスで、、付き合ったとか？
復縁したとか？




でも、そーだよね、だって
千秋さん拒んでないし、、

いーなぁ、
私も千秋さんのあの距離に入りたいなー





ﾄﾞﾝ

私は2人にそーっと近づき
メニューを机にのせる

なんで、ここで話振るのよ！

嬉しいよ！嬉しいけどさ！
2人の中に入ってったら、図々しいし


無理だよぉー