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小説
青春・学園
思い出
Restart
………
ここは…どこ……? これは天井…? なら起きなきゃ…
よいしょっと
随分体が重たいなぁ あと体全身に違和感がある…… 目もなんか見にくい気がする
凛夏…!?
美里に!… ってこんな時に寝てるよー (私もさっきまで寝てたけど…)
ねぇねぇ美里!! 凛夏が起きたよ!
…どーしたのー?光ー??
…凛夏?? 凛夏起きたの!?
うん!とりあえずお医者さんに!!
すいません… 違ったらごめんなさいですけど、もしかして光と美里??
そーーだよーー!!!
うん!!
よかった… なんか二人共なんか大人びて見えたから…
……?
なんだろう…嫌な予感がする。 凛夏だけど凛夏じゃないそんな感じが…
凛夏。 突然だけど最近って何があったっけ。
…?? 急にどうしたの??笑 昨日はやっと夏休み始まったよねー明日は確かピーチズ事務所のサマーオールスターライブ見に行くんだよね!? 楽しみ!!
えっ
美里 とりあえずお医者さん呼んできて。 私は凛夏のお母さんに連絡する。
美里だけに聞こえる声で凛夏は囁いた
わかった。 凛夏!私お医者さん…
凛夏!私たちちょっと用事ができちゃったから一旦向こう行くね!
ああ よかった……
凛夏ちゃん突然たけど簡単なテストをしていいかい?
わかった…
なんか眠たくなってきたな…
テスト…?
そんなに難しいものでは無いから安心して。
分かりました。
凛夏 起きてるの…?
ん……… おはよう母さん…
まずは君について聞くね。君の名前と歳を教えてくれるかな?
はい。私は間宮 凛夏 12歳です。
凛夏……?
美里静かにして…
そうか。そうか。えーと なにか最近印象的な出来事があったかい?
はい! 明日あるアイドルのライブを見に行くんです!!
それはピーチズ事務所のかい?
はい! 先生も知ってるんですか!?
あぁ。 有名だからね。
凛夏ちゃん。 落ち着いて聞いてね。 君は逆行性健忘つまり記憶障害を……いやなんでもないよ
??記憶障害……???
美里!!静かに! ごめんね凛夏。
うん…?
とりあえず詳しい検査をこれからするから着いてきてね。
はい……
なんかわかんないけど2人がすごく悲しい顔してる。私の2人だけの友達なのに悲しませるのは嫌だな。
今日はもう遅い時間なのでとりあえずお帰りください。お母様には明日検査の結果を報告します。
二人共来てくれてありがとう!じゃあね!
これからどうなるんだろう…そんなことを考えながら検査室に向かうのであった。
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