第3話

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2021/07/11 14:02
そしてある日
母親
あーら、やっと整ったのー
父親
うん、やっとだよ
母親
あなたー、こっちに来なさい
me
me
はい(うわっ、またこの人だ)
母親
あのね、ママこの人と結婚する事になったの😊
だからこの人が今日からあなたのパパよ
me
me
そうなんだ
私は母親がこの男の事を付き合ってる時から嫌いだった
初めて会った時から邪魔そうな目で見て来たり、母親がいなくて2人の時に私が動いたりするだけで舌打ちをして来た
でも、母親にこの事を言うのは出来ない
久しぶりに母親は幸せそうな顔をしているし、この事を言ってもあなたの思い過ごしなど言われるに違いないと言われると思っていた
母親
あっそうそう
ママね実は妊娠してるの
だからあなたの弟か妹が出来るのよ
me
me
えっそうなの
母親
うん
えっ嬉しくないの?
me
me
ううん、嬉しいよ😊
(私は母親の事を考え作り笑顔をした)
母親
良かったわ
me
me
ちょっとトイレ行ってくる
私はトイレに行き少し泣いた
でも、それより2人の会話が聞こえて来た
父親
なぁ、あいつどうするつもりだよ
母親
えっあなた?
父親
うん、邪魔なんだけど
me
me
(やっぱりそうだったのか)
母親
えぇ〜、あの子は私の大事な娘よ
父親
は?俺に懐かねえし
俺にとっては邪魔だわ
母親
そんな事言わないで
一緒に暮らしたらあの子も心開いてくれるかもよ
父親
そうなのかな
母親
うん
そして、母親と父親が入籍してから新しい家で3人で住むようになった
母親のお腹も目立って来て
me
me
ねぇママ、今日ね
小学校でね
と母親とずっと話していて父親とは一切話さなかった
そしてある日
me
me
ねぇママ聞いて
母親
・・・
me
me
ママ?
母親は私を無視するようになった
父親はそれを見て笑っていた
me
me
あんたがママに何か言ったんでしょ
と私は我慢出来ず父親に言った
父親
は?なんだよ
知りませんねー
me
me
は?
父親
おい、お前ー
舐めた口聞いてたらどうなるか知らねぇぞ?笑
すると母親が
母親
フフッ
と笑った
me
me
ママもなんで・・・
母親
は?何が
ほんと毎回毎回ママ、ママってうるさいのよね
私は家族団欒で過ごしたかったんだけどお父さんと話そうともしないし
ほんとに私の娘なの?私こんな子産んだ覚えないわ
ほんとあなたの言う通りね
邪魔だわ、この子
父親
だろ
me
me
えっ・・嘘
私は自分の部屋に逃げた
2人は私を心配すること無く、勝手にご飯を食べて勝手に寝た
me
me
(グルル・・)お腹空いた
私の分も置いているのかと思いながらリビングに行くと何も置いていなかった
me
me
はぁ、ご飯チンして何か掛けて食べよっかな
そしてご飯を食べ寝た
次の日
父親
起きろよ!ブス!
お前の部屋いらねえだろ
ここを俺らの子どもの部屋にするから
どけ、邪魔だ
私は母親のとこに行き
me
me
ねぇどゆこと!私の部屋だよあれは
母親
えぇ〜私達の子どもの部屋よ
あなたは飯使い、ハハハッ
だから寝るとこなんていらないでしょ
me
me
何言ってるの
母親
もぉしつこいわね(ドンッ!)
me
me
(蹴られる)
me
me
いった・・
母親
ハッハハ
母親
まぁ今は許して上げるけど、中学になってからは毎日朝と夜ご飯を作って貰うからね
me
me
はい・・・
そして、中学生になってしまい
なんとか寝るとこを確保出来て寝ていたら
母親
おい、起きろよ!ブス(ドンッ、バンッ!)
朝から殴られ蹴られ起こされる
なので、背中はアザだらけ
父親
早く作れよ、いつもおせぇんだよ
朝ごはんを作り
母親
あっひゅうのお弁当もよろしくねー
彪 ひゅう
え〜ママのお弁当がいいー
お姉ちゃんのお弁当嫌だ
母親
フフッ、お姉ちゃんだって
父親
ほんと笑かせるなよ
母親
ひゅう、この人は飯使いなの
お姉ちゃんだなんて呼ばなくていいのよ
彪 ひゅう
わかったー
母親
ひゅうー、ごめんね
お母さん忙しくてこの人のお弁当我慢して
彪 ひゅう
はーい
me
me
(ふふっ、飯使いだってこの人だって、笑える)
父親
なんだその顔(バコンッ!🤛)
me
me
いたっ
父親
ほんと変な顔だよなー笑
母親
あはは
朝ごはんを出し
母親
不味っ!何よこれ!
母親から私の作ったご飯を投げつけられ
父親
うわほんとだまっず!
なんだこれ(ガシャン!)
皿ごと割られ
父親
お前これ片付けとけよ
母親
ひゅう!こんな不味いご飯食べなくていいの!
父親
ほら、幼稚園行くぞ!
3人は出て行った
me
me
はぁ、また今日も学校遅刻だ
皿を片付け、掃除して
\ピンポーン/
me
me
あっ杏だ
me
me
はーい
杏 あん
杏 あん
ほら、あなたー
迎えに来たよ
me
me
ごめん、今日も先行ってて
杏 あん
杏 あん
大丈夫か、また何かあった?
me
me
大丈夫だから、先行ってて
杏 あん
杏 あん
了解〜
杏はあなたの家庭環境を知っているから杏の彼氏だそうかとか警察に行こって言ってくれるけど
私は母親は元の母親に戻ると信じていた為何もしなかった
me
me
よし、これでOKかな
me
me
そろそろ学校行くか
学校到着
先生
またか、ちゃんと遅刻せずに学校来いよー
先生は何も知らないから毎日こんなことを言ってくる
me
me
(何も知らないくせに)
杏 あん
杏 あん
あなたおはよ
me
me
おはよ
そして休み時間
杏 あん
杏 あん
あなた、またあざ増えてんじゃん
やっぱり助けてくれるとこ行った方がいいんじゃ
me
me
大丈夫だから
ほっといて
杏 あん
杏 あん
そっか
MASAI
MASAI
あなたー、おはよー
me
me
あっおはよ
ンダホ
ンダホ
おはよー
MASAI
MASAI
えっ怪我してんじゃん
ンダホ
ンダホ
えっ大丈夫?
me
me
うん!大丈夫
ちょっと角にぶつけちゃって
MASAI
MASAI
どんくさいなぁー
me
me
もぉ〜
杏 あん
杏 あん
(あなた・・・)
ンダホ
ンダホ
あっそいえばさ明日うちのクラスに転校生入って来るらしいよ
すぐどっか行っちゃうらしいけど
me
me
そーなんだ
杏 あん
杏 あん
えっどんな子なんだろー
MASAI
MASAI
楽しみだなぁ
ンダホ
ンダホ
ね!
MASAI
MASAI
あっねぇ今日暇?テスト前だし杏の彼氏も連れてどっかでテスト勉強しね?
ンダホ
ンダホ
いいね!
杏 あん
杏 あん
いいねー
MASAI
MASAI
あなたは?
me
me
ごめん!今日も親の手伝いしなきゃなんなくて無理なんだ
MASAI
MASAI
そっか
ンダホ
ンダホ
あなた偉いよなぁ
me
me
そんな、偉くないよ
MASAI
MASAI
いや、偉いよー
me
me
まぁ家族の話はここら辺にして
あっ次移動教室だから早く行かなきゃね
MASAI
MASAI
あっそだね
ンダホ
ンダホ
いこいこー
杏 あん
杏 あん
あっ、うん
授業が終わりすぐ家に帰り
父親
おい、飯使い
帰って来んのおせえんだよ
me
me
ごめんなさい、終礼終わるの遅くて
父親
ア゙ァン?口答えすんじゃねえよ
お前が適当に抜ければいい話だろうがよ
me
me
(文句をこっちに言うんじゃなくて教師に言えばいいのに)
母親
ほんと役立たず
そう言いながらも母親はご飯を作る気はない
私はふと本音が漏れてしまった
me
me
(だったら自分でご飯作ればいいのに
母親
えっ、今なんて言った?
me
me
いや、何も
母親
口答えすんじゃないわよ!(ドカン!!)
蹴られる
母親
ここに居れるだけでもありがたいと思いなさい!
me
me
はい・・
誰か助けて、助けてよ
こんなに蹴られて、殴られているのに
大人の人は心配しない
最初は心配してくれた。でも、自分は自分で転んでしまったなどと嘘を着くと
その嘘を後々信じて、声を掛けられなくなった
近所の人も警察や生活保護などに連絡して家に来た
でも、父親と母親は嘘を着いた。警察や生活保護が来た時は隠れなければならなかった
そしてご飯を出しても
母親
まっず
父親
うえー
母親
でも、そろそろお金無いしこれを食べるしかないわね
父親
えーまじかよ
父親
あっそーだ
お前さ、夜の商売やれよ
me
me
いや、私未成年だし
父親
顔はブスだけど、体はいい体してんだから
母親
いいわね、それ
あっそのお金は全部私たちの物だから笑
父親
俺の友達にいいとこ紹介してもらうから行けよ
me
me
はい・・
私は逆らえなかった
そして私がお風呂に入って上がった時
母親
ねぇ、今日はひゅう居ないしいいじゃない
父親
おう、しようか
母親
へへへっ
するとそこから変な声が聞こえてきた
母親
アンッ//そこはダメ〜
父親
イヒヒ、もっとせめてやろうか
母親
もぉ、Sなんだから
なんだ、この気持ち悪い声
私は、トリハダと吐き気が襲って来た
私はすぐ着替えて髪の毛を乾かし家を出た
me
me
あぁ・・・
ほんともっといい家庭に生まれたかった
me
me
誰かの家に行くのも悪いよな
me
me
杏に電話してもいいかな・・・
でも、手が勝手に杏に電話をしていた
杏 あん
杏 あん
もしもし
me
me
・・・
やばい、声を発しようとすると涙が出そうになる
杏 あん
杏 あん
どした?
me
me
あ・・ん・・・
杏 あん
杏 あん
どした!あなた
me
me
今・・から杏の・・家に・・行っていいかな・・
杏 あん
杏 あん
いいよ!おいで!
me
me
うん・・・
ありがとう
そして杏の家に行き
me
me
お邪魔します
杏ママ
あら、いらっしゃい
me
me
夜遅くにすみません
杏ママ
いいのよ、いいのよ
杏のお母さんもほんとは言って欲しくなかったのだが杏がつい口をスベらてしまい
私の家庭の事情を知っている
杏ママ
大丈夫?あなたちゃん
ご飯食べた?
me
me
(首を横に振る)
杏ママ
ご飯あるから食べて
私は涙が出た
杏が隣に来てくれてずっとさすってくれた
杏ママ
ほら、出来たよ
me
me
ありがとうございます・・・
杏のお母さんのご飯を食べ
me
me
美味しい・・・
杏ママ
そう、良かった
杏ママ
あなたちゃん、前会った時よりもっと痩せてるし
アザも増えてるね
me
me
(コクッ)首を縦に振り
杏ママ
ねぇ、自分で言いにくいなら私と杏と一緒に言って言いに行こうか?
me
me
(首を横に振る)
me
me
いや、ダメなんです
言いに行くともっと殴られて蹴られてもう家からは出れなくなるんです
杏ママ
そっか
杏ママ
じゃあ私達の家で住む?
me
me
大丈夫です
杏ママ
ほんとに?
杏ママ
ほんとに助けて欲しいなら絶対に誰かに助けを求めるのよ
me
me
はい
杏 あん
杏 あん
ねぇ今日はどうしたの
杏ママ
辛かったら別に言わなくていいのよ
me
me
いつも通り、朝から殴られて蹴られて
ご飯作っても食べて不味いって私に作ったものを投げつけられて、皿も割られて
それを片付けて学校行って
帰って遅いって殴られて、ご飯作ってまた不味いって言われて、でもお金が尽きてるらしくてしょうがなく食べたらしくて
それから父親に夜の商売やれって言われて私ははいって言うしかなくて
そこから風呂に入って上がって髪の毛とか乾かしてたら変な声がして気持ち悪くてトリハダが止まらなくて
出てきました。
杏ママ
そうなのね・・・
me
me
でも、もう大丈夫です
今日は帰らせてもらいます
杏ママ
ほんとに大丈夫なの
me
me
はい
me
me
ありがとうございました
杏 あん
杏 あん
ねぇほんとにいいの
me
me
うん、大丈夫
心配掛けてごめんね
杏 あん
杏 あん
うん・・
me
me
あっ余計な事はしなくて大丈夫なので
杏ママ
あっ、うん・・
me
me
では
そうして帰った
me
me
ただいま・・・
母親
どこ行ってたの?
ねぇ見て今日ねこれあったからあなたにあげる
母親は父親とえっ○をした後やお酒を飲んでべろべろな時など
極たまに優しい時がある
その時は私は前の母親に戻ったと思い、接する
me
me
ありがと
母親
ほら早く寝なさい
me
me
うん
そして寝る
私に勉強机はない
弟の勉強机があるのだが、1度そこで勉強していると父親が来て殴られ蹴られた
だからその日から一切勉強は家で一切しなくなった
そしてその日は寝て

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