るぅと視点
来た
そこにはあなたさんの姿はもうなく、ひとつの手紙があった
開いてみると…
会長先輩へ!
お元気そうでよかったです!
もうすぐ会長先輩は、3年になって高校ですね…
次会う時は、隣に座って話たいです!
メリークリスマス 会長先輩
酒井 あなたより
僕は、無言で5本の薔薇を置く
この薔薇は、どうしたかと言うと
あなたの偽名さんに助けられたあと
そして、人がいない場所に来てしまった
何を言ってるか分からなかった
いじめられるのが怖かった
道を歩いていたら…
なにも買わないで立ち去るのが申し訳なく…
無意識のうちに買っていた
というかんじです
カンナの部屋
ガチャ
ベランダから薔薇を置いたところを見ると…
あなた視点(前のとこ)
ベランダに会長先輩の姿は、なかった…
でも、それでも…
あぁ、『会長先輩』をこう呼ぶよはいつぶりだろう
あれ?しってるんだ!
会長先輩は、物知りだなぁ…
あれ?なに泣いてんだろ…
こんな顔見せたくないなぁ
トコトコ
会長が来る!
きずけば木の後ろに隠れていた
あ、やばい…手紙落ちた!
あー、開いちゃった…
うぅ
今すぐ叫びたいよ…ここだよって
でも、できないんだよ
そう思って僕は、自分の口を強く強く塞ぐ
行っちゃった…
5本の薔薇意味…
僕は、薔薇を受け取ってその場に座りこんでしまった
5本の薔薇の意味は…
戻ろ
なんとか部屋に戻れた
メイクしよ!
薔薇は、ここに置いて…
トイレ行こ!
トイレ行っている最中
ドン!
僕は驚いた、だって…
もしかして…あなたの事?
僕のせい?
会長先輩…無理に笑ってる…
この方法は、あまり使いたくなかったけど…
やばい…言い過ぎた?
え?会長先輩どM?じゃなくて…
なんで?
あ、行っちゃった…
トイレ終わって部屋
ガチャ
洗面所
メイク道具は、ここに置いといて…
風呂入った
頭と体洗お!
洗い終わった
よし!ゆぶねつかろ!
数分後…
でよ…のぼせた
メイクして…
ガチャ
確かに屋上勝手に入っていいよね?
屋上!
あれ?会長先輩?
え?なんで?
ボキ
ズリーーーー
↓↓↓↓↓↓
死にたい?疲れた?なんで?僕のせい?
わかんないわかんないわかんないわかんないわかんないわかんないわかんないわかんないわかんないわかんないわかんないわかんないわかんないわかんないわかんないわかんないわかんないわかんないわかんない
あれ?
グラ
頭、回んない
バタ
るぅと視点
カンナさんにいろいろ聞かれたあと、部屋に帰ろうとした、
その時に、鰤子さんにぶつかってしまった…
え?
何が?
え?
僕は、無理やりいつもの笑みを作ったでも、
え?わかったの?
ばれたら嫌だから…だって鰤子さん、あなたさんの友達
なに泣いてんだろ…鰤子さんこまってるよ!?
あはは なに逃げてんだろ
るぅとの部屋
ガチャ
屋上
こんなの、誰かに見られたらやばいよね
でも、生きるよ あなたさんの手紙に書いてあったから
『次会う時は、隣に座って話したいです』って
だから僕は、生きます
バタ
すごい熱…
ついでに気絶してる
とにかく運ぼう
お姫様だっこした
?視点
すべてを奪われた
12年前少女のせいで家に泥棒が入った
バン!
そこで母親と父親は、息をひきとった
少女は、なにも言えなかった
怖かった
そう言って泥棒は、出ていった
少女は悲しかったでも、涙なんて出なかった だって
死ぬのが怖かったから
少女は、最後の泥棒の言葉のせいで怯えた
そして、葬式の日が来た
ちなみに今は、お兄ちゃんと二人暮らし
まわりの人が泣いているのに、
涙は、出なかった
葬式が終わったあと
少女は、悲しかったでも、それでも、
涙なんて出てこない
少女の心は、もうボロボロで感情なんてなかった
数年がたった
少女にも笑顔が戻るようになってきた
その日は、兄と公園で遊んでいた
その時、少女は道路へとびだしてしまった
ドン!
少女の前でまた、大切な人が死んだ
それでも涙は出なかった
そう言って兄は、息をひきとった
兄の葬式の日
少女は、笑った
どう言われようと笑った
そして少女は人の前では笑って、裏で泣いている
少女は今、泥棒に怯えながら
このりふじんな世界で生きている
あぁ、そうか
確かに僕は、泣いていた
ガチャ
カンナ(笑)
そうなのかな?
ガチャ
このくだり、さっきもやったような…
イルカ見たい!
じゃあ部屋戻るか!
これは…
ヤンデレだ!!
颯汰くん絶対会長先輩の事好きだな
二人で○○しないと出られない部屋したいッ!
↓↓↓↓↓↓
カンナが僕の口を塞ぐ
会長先輩は、天然か?
やばい!正直になりすぎた…
今まで隠して来たのにッ!
↓↓↓↓↓↓
…
やべ、忘れてた
まだ少し怖いけど、がんばろ!
カンナは、何を言ってるんだ?
わぁお 日熊さんやっぱ好きなんだねぇ フフフBL
カ ン ナ
なに言ってんだ こいつ
さっきからマジで痛い
うぅ あんま歩きたくない
どうして足が痛いかとゆうと…倒れた時にうった☆
ヒョイ←るぅとくんがあなたを持ち上げる
そう言って会長先輩は、僕を持ち上げたまま走った
いろんな花が咲いたところ
僕はそう呟いていた
月の光で光っているようだ
ドン←るぅとくんがあなたちゃんを押し倒して足を持ち上げる
なに恥ずかしがっての僕!
会長先輩は、無言で足を見て触ってくる、
優しく触ってくるから少しこそばゆい
そうゆうと痛かった所に絆創膏を貼ってくれた
どうやら血が出ていたようだ
そこには…
会長先輩が僕を押し倒して足を触っている動画が!
僕が走ろうとした時、
なんやこの可愛い生き物は、
そうゆう感じで1日目終了!
‐‐‐‐‐‐
乙
文字数5438文字
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。