山田side
最近、彼女に会えていない。
忙しいのだろうか。
マスターなら何か知ってるかも、
約1週間前
今日はHey! Say! JUMP全員での雑誌の撮影。
裕翔が持っている紙には、写真コンテストと書かれていた。
思い出した。
もしかしたら、その写真コンテストにあなたちゃんが出ているかもしれない。
一か八か裕翔に頼んでみっか、
俺は、裕翔に彼女の名前そして外見の特徴を伝えた。
※現在___
俺は今カフェに向かっている。
今日はひさしぶりのoff。
プルプルッ……
ピッ___ピ___
するとすぐに、今、1番逢いたい彼女がきた。
カラン___コロン__
ギュッ___
俺は気づいたらあなたちゃんに抱きついていた。
そんなこと言われたら俺、おかしくなっちゃうよ
期待しちゃってもいいですか___?
............................つづく
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。