ようた「 なるき、あなたちゃん、準備できた〜? 」
あなた「 私はOK! 」
なるき「 もうちょっと待って〜 」
あなた「 ゆっくりで大丈夫だよ〜 」
なるき「 すぐ終わる! 」
なるき「 できた! 」
ようた「 よし、じゃあ行こっか! 」
なぎ「 あれ、どこか行くの? 」
あなた「 そう!3人でお出かけ〜♪ 」
なぎ「 え、いいなぁ〜 」
あなた「 今度みんなで行こうね! 」
なぎ「 うん! 」
「 気を付けてね〜 」
なるき「 行ってきま〜す 」
ようた「 行ってきます! 」
あなた「 行ってきま〜す 」
なぎ「 行ってらっしゃい! 」
- 駅到着 -
ようた「 2人道わかってるの? 」
あなた「 ちょっとだけ調べてきたけど曖昧かも、、 」
なるき「 僕紙に書いてきた〜! 」
あなた「 ほんと!ありがと〜! 」
ようた「 道案内は任せたよ〜 」
なるき「 任せて! 」
そこからいろんな話をしながら歩いていたらなるきさんが立ち止まって、
なるき「 たみ〜、、あなたちゃ〜ん、、 」
と悲しそうな声で私たちの名前を呼んだ
ようた「 ん? 」
あなた「 何かあった? 」
なるき「 よく分かんなくなっちゃったぁ、 」
ようた「 え、道書いた紙は〜? 」
なるき「 ちゃんと見てたんだけど分かんなくなっちゃったぁ 」
あなた「 どれ? 」
ようた「 あれじゃない? 」
「 これ紙逆さまに見てない? 」
あなた「 あ〜、だから余計にこんがらがっちゃったのかも 」
なるき「 そういう事かぁ 」
あなた「 多分いま真反対にいるだろうから分かるところまで戻ろっか 」
ようた「 一旦大通り出よっか〜 」
なるき「 ゴメンねぇ 」
あなた「 大丈夫大丈夫!誰にでもあるでしょ〜 」
ようた「 そうそう!はやく行って美味しいスイーツ食べよ〜 」
なるき「 うん! 」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。