いつもうちの作品を見てくれる人、💬や♡をらくれる人、ほんとに感謝してます!
今回は本当にゴメンなさい!!
プリ小説がバグって内容が開かなくなってしまった話もあったのでキリのいいところで一旦消しました😢
94話から今まで書いてたヤツをこれから一気に書こうと思います!
同じ内容だとつまらならないと思うし、1話1話何を書いてたのか完璧に思い出せないので内容を変えようと思います!
今回は長編になってしまいますが次からはいつもどうりに戻るのでこれからもうちの作品を読んでいただけたら嬉しいです!!
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✉勝己へ
家の外で待っててください
きっと心のどっかで思ってた
もう「大切な人を作らないように生きよう」と
大切な人にはどうやっても会えないこの世界が
おとぎ話のように魔法の助けもないこの世界が
嫌で嫌で仕方なかったから
大切な人を作らなきゃいいって思ってたんだ
恋愛感情なんて抱いたら
それこそ、…失った時に耐えられなくなる
でも______________
勝己が全部壊してくるから
無意識に作った皆との壁も
私の考えも
全部、全部…
私を強く動かしてくれた
勝己となら______________________________________
そう思いながら走っていた途中
私の足を止まらせた
聞き覚えのある声が聞こえた
聞くだけで全身に鳥肌がたつ
コツン、コツン と近づいてくる足音に
振り返ってしまった
信じていいのだろうか
荼毘の言ってることを
もし守ってくれなかったらどうする
私はまた操られるのか
なら操られても
皆を守ってあげられる約束にすらばいいのか
そう言い残し、荼毘は姿を消した
たった一瞬の出来事が
とても長く感じた
この30分程度で勝己への答えは決まった
というより
変わってしまった
これ以上自分のせいで
誰かを傷つけたくない
目が熱くなった
胸が苦しくて、生まれて初めてこんな感情を知った
すぐに返事をしたいのに、声がかすれる
ここで「私も」と言ったら
あとで裏切る事になる
勝己が悲しむ事になるから
だからごめんなさい
勝己とならって考えた自分が
甘かったんだ
大切な人には〝幸せになって欲しい〟
「バタン_______________」
泣きそうな目をこらえながら
私は家へ帰った
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!