第129話

頼んだぞ
2,617
2021/04/16 16:35
飯田くんが勢いよく走りだし

切島くんを盾に轟くんが氷を出しながら接近

狼男はそれに気づき、火を吹こうとしていた口を私は上から踵を落とした

直ぐに顎を上に向け火が空へと上がった

火が見えなくなったその向こうには轟くんが

狼男の肩に乗ることに成功

反撃してくる狼男の尻尾を飯田くんが止め、梅雨ちゃんが腕を拘束していたが力には勝てず、飯田くんと梅雨ちゃんがぶつかった
あなた
梅雨ちゃん!飯田くん!
2人をさくせんかいぎしていた岩陰まで連れていく間に

轟くん間でもが凍ってしまうんじゃないかというぐらいの氷を狼男にあびせ、周囲が氷に埋め尽くされた

「バタンッ_______」
あなた
っ、…轟くん!
轟くんの身体の半分以上が少し凍っていた

手から炎を出して氷がいっきに蒸発するように個性を出した
轟 焦凍
……け
あなた
え ?
轟 焦凍
…行け、
あなた
でも轟くんも、他のみんなだって
轟 焦凍
大丈夫、だ
あなた
けど、
轟 焦凍
あいつら、が待ってる
あなた
…、わかった
轟 焦凍
頼んだぞ
あなた
まかせて
轟くん達の場所をあとにしてみんなの元へ急いだ

1分でも 1秒でも早く着くように

と思っていた時
あなた
なに、この天k
雲が突然黒くなり

中心部から渦を巻くように勢いよく雷が落ちた

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