第2話

消えるために
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2021/01/21 21:51
「どっかいけよ!インキャがうつる!」

「オカルト好きとかw厨二病やんw」

今日もいっぱい悪口言われた.

今日もいっぱい物壊された.

今日もいっぱい殴られた.

もうダメだ。
ごめんね。

今行くから待ってて。


あの時の様に私は空き教室を探していた。

「あった。」

ここでタヒのう。
私がドアを開けたら、
カエルのパーカーの人と…
キリンと豚がいた.


「ひゃぁっ⁉︎」
私がそんな情けない声を出したら、
カエルのパーカーの人が私に問いかけた.

「だ、誰っすか?」

「すっごく美人じゃあないか!」

「ギャパパ⁉︎ぶっバラしてやるっ!」

…先輩、なのかな

「わ、私…美麗…」
私が名前を言うと、先輩は

「美麗、さんっすね。
 おれはハックっす。
 2年生の。
 そこの人達は…
 キリンさんとタブーさんっす。
 もしかしてサークル入るっすか?」

「サークル…?」

「ここは…」
ハック先輩が言いかけた時…

「ここは秘密結社ヤルミナルティーだ!」
キリン先輩がこう言った。
「ひみつ、けっしゃ?」
私が不思議に思って先輩達に問うと、
ハック先輩は教えてくれた。
「ここは普通のオカルトサークルっすよ。」

ハック先輩が言い終わった後、
タブー先輩が私の返事を急かした。

「ギャパパ!んで、入るのか⁉︎」

先輩達、楽しそうだなぁ…
でも…

「入りません。」

「えっ?」

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