新幹線の車内ー
北|慎|私 京|高
ジ|樹
慎太郎は、まだ起きてるけど、
今日は朝が早かったから、みんな寝てるー
私は、スマホを持って、デッキの方は向かったー
電話が終わると、席に戻ったー
久々に慎太郎と2人でずっと話していたー
大阪に着いて、そのままホテルに荷物を置いて、
USJに行ったー
到着した頃は、もう夕方になっていたー
夕方、ホラーナイトが始まるまでに、
1つ乗り物に乗ることに!
じゃんけんの結果ー
北|樹|私|京
高|ジ|慎
の座り方になりましたー
そんなことを言いながら、
みんなで楽しく乗り物に乗りましたー
私は樹と2人になりましたー
樹とお土産を見て、
お土産さんを出ると、
辺りは暗くなっていて、
ホラーナイトに変わっていたー
私は樹の隣をぴったりくっついて
歩いていたー
樹とはぐれないことばかりに気を取られていて、
後ろからゾンビが来てることに気づいてなかったー
わぁー
後ろから来たゾンビに驚いて…
私は急いで走って逃げたー
落ち着いて辺りを見渡すと、
人混みに紛れてしまって、
樹の姿は見えなくなったー
慌ててスマホを出すと、
スマホの電源が切れていたー
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。