朝ー
樹はまだ寝ているー
私は、もうすぐ出ないと間に合わないので、
とりあえず、声だけかけていく!
昨日は、結局帰ってから、
あれこれ聞かれたり、
いろいろ話してたら、
寝るのが、遅くなったから、
樹は眠そうー
全く布団から出てくる気配もないし、
多分私の話は聞いてないから、
またあとでメッセージ入れておこうー
そのまま仕事に行くー
昨日、樹から仕事の時間を聞いて、
間に合うように少し休憩に抜けて
電話をかけるー
かけても出ないかと思っていたら…
12:30ー
今日は、仕事が多くて、
少し遅めのお昼休憩になったー
ご飯に行く前に、レッスン場所の階段で、
待っていると…
ちょうどSixTONESも休憩になったみたいで、
ちょこちょこと走ってきたのは…
しょっぴーは、レッスン場所に戻っていったー
私たちは、近くのご飯屋さんに行ったー
私は昨日のしょっぴーとやり取りでの
樹の様子を伝えたー
ブーブー
携帯のメッセージの着信音が鳴るー
私は、携帯をすぐに見る
すると、樹からのメッセージだったー
私たちは、
それぞれ仕事に戻っていったー
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!