昨日は、樹の仕事についていたが、
今日は午前中、今度のツアーの打ち合わせ、
そして、午後から舞台の稽古だー
私がいろいろ準備をしているとー
私は休みを挟んですっかり忘れていた
彼の存在をー
午前中は、加藤さんとは別の仕事になっていたー
私は、メンバーの意見をまとめて、
書面にするように、チーフに言われていたー
しばらくして、メンバーが順番に入ってくるー
楽屋ー
打ち合わせが終わり、昼休憩ー
仕事でスタッフルームに行き、用を済ませて、
メンバーの楽屋へ向かったー
私は、みんなと一緒にご飯を食べたー
私は日付を答えるー
楽しく話しているうちに、
そろそろ休憩時間が終わる頃になっていたー
私は稽古の準備に向かったー
稽古も予定通り進み、仕事が終わると、
みんなは帰って行ったー
私はスタッフさんたちと片付けを行うー
帰り際ー
私は周りのスタッフ、挨拶をして、
帰ろうとすると…
声をかけてきたのは、加藤さんだったー
私は人がいないところ移動してー
そう行って見せられたのは、
携帯の画面で、
タクシーの中で、私が樹の肩にもたれかかって、
寝てる写真だったー
そう言って再び携帯の画面を見せられ、
そこには、樹が他の女性と仲睦まじく
写っている写真の数々だったー
私は明らかに動揺していて…
しばらく立ち尽くしていたー
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。