第61話

#121 ドタキャン
310
2019/09/29 01:46
今日も、仕事ですー
昨日は、樹が私の家に泊まっていきましたー


you
樹?
私先に出るね(^^)
鍵は後で渡して!
田中樹
え、今日は車じゃないの?
you
うん(^^)
時間あるから(^_^)
だから別々でいこう!
さすがに電車一緒に乗れないよ(>_<)
田中樹
えー…
せっかく一緒なのに(´;ω;`)
you
って、自分が楽したいんじゃないの?
もう車出すよ!


ということで、結局車ですー




仕事場に着くと、咲子ちゃんは、
もう来てましたー


you
おはよう(^^)
昨日はおやすみいただいて
ごめんね(´;ω;`)
安堂 咲子
大丈夫ですよ(^^)
今日もお願いします!
you
こちらこそ^_^
安堂 咲子
あ、実はあなたさんに
お願いがあって…
私と一緒に、
田中さんとご飯行ってくれませんか?
you
うん、いいよ(^^)
安堂 咲子
よかった^_^
昨日、誘ったんですけど、
急にドタキャンされて…
2人きりは無理だって言われたので…
you
そうだったんだ!
いつ行くの?
安堂 咲子
今日とかダメですか?
you
今日はちょうど空いてるよ(^^)
安堂 咲子
じゃあ今日行きましょう^_^
田中さんにも聞いておきますね!
you
うん…ありがとう^_^


その後、仕事が終わり、
咲子ちゃんと2人で片付けをしているとー


安堂 咲子
あのー、あなたさん、
すごい申し訳ないお願いなんですが…
you
何?
何でも言って!
安堂 咲子
今日のご飯、
ドタキャンしてもらえません?
you
え!
安堂 咲子
ずっと昔から好きだった
樹くんとやっぱり2人でご飯
行きたくて…
これで最初で最後にするので、
お願いします(^^)
あなたさんにしか頼めないんです!
you
…うん、いいよ(^^)
じゃあ、2人で行っておいで!
安堂 咲子
じゃあ私から樹くんには
言っておきますね(^^)
you
そうだね…お願い!
私は樹が使っていない方の楽屋にいったー


you
忘れ物ないように、
帰ってね!
松村北斗
わかった?
あなたちゃん、どうした?
元気ないけど?
you
そんなことないよ!
お疲れ様(^^)
松村北斗
ご飯でも行く?
話聞くよ(^^)
you
じゃあ北斗くんの家に
行こうかな?
松村北斗
じゃあ待ってるお疲れ(^^)


そう言って帰っていった北斗くんと入れ違いで、
大我くんが戻ってきたー



you
大我くん、お疲れ様(^^)
京本大我
お疲れ、あなたちゃん(^^)
you
ねぇ、大我くん?
私、樹のこと好きでいいのかな?
京本大我
どうしたの?
急に??
you
ずっと前から好きな人からしたら、
私は最近の樹しか知らないなって…
京本大我
好きになるのに、
時間は関係ないんじゃない?
お互いが思いあってれば、
それでいいと思うよ(^^)
you
そうだよね…
ありがとう(^^)
京本大我
今ので答えになってるか
わからないけど、
気にしないでいいと思うよ?
you
うん(^^)


そのあと、大我くんは帰っていったー





廊下に出ると、慎太郎がいたー
you
慎太郎、お疲れ様(^^)
森本慎太郎
あなた、今日
樹と安堂さんとご飯行くんだよな?
俺とも、またご飯行こうな^_^
you
そうだね…
私、今日は北斗くんとご飯食べるから、
じゃあね(^^)


私は言葉を濁すように帰っていったー



咲子ちゃんも、片付けが終わると出てきたー








安堂 咲子
出来ました(^^)
you
ありがとう!
明日は休演日だから、
咲子ちゃんは休みだね(^^)
お疲れ様^_^
安堂 咲子
あなたさんは仕事なんですか?
you
うん(^^)
みんな仕事!
この前言ってた他の仕事の見学の件は、
まだ確認中だからごめんね(´;ω;`)
安堂 咲子
大丈夫ですよ!
じゃあまた明後日(^^)

帰ろうとしたとき、人影が見えたー



you
樹?どうしたの?
田中樹
あなたと一緒に行こうかなって思って…
you
え?
一緒に行って見つかったら
大変だよ?
だからね、先に行っておいて、
ねぇ?
田中樹
わかった…
俺になにか隠してることない?
you
なんで?
田中樹
なんとなく…
you
ないよ^_^
ほら、じゃあ後でね(*´꒳`*)


樹は、帰っていったー
樹の後ろ姿を見るのが辛いー



咲子ちゃん、店に着いてから
ドタキャンされたっていうんだろうね…



そのことばかり頭をよぎったー




仕事を終えて、北斗くんの家に来たー




ピンポーン




you
お邪魔します^_^
松村北斗
どうぞ!


私は部屋に入ると同時に…



you
北斗くん(´;ω;`)
松村北斗
何、急に??
どうした?
you
ごめんね…


私の涙は止まらなかったー


落ち着いた頃に…
松村北斗
なんで泣いてたか聞かせて?



私は重い口を開いたー




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