翌日ー
今日は、樹の方が朝早いので、
すんなり起きてきたー
早く起きてきたこともあって、
樹としばらく話していると、
思ったより、時間が過ぎていたー
樹は急いで支度を終え、
私は樹の車に乗って、車を出したー
私は名残惜しい気持ちなりながら、
樹を見送り、車を出したー
樹 sideー
今日の仕事場の近くで、
あなたに降ろしてもらって、
そこから歩くー
北斗は後ろから声かけてきたー
そんなことを話しているうちに、
現場に着いたー
you sideー
仕事が終わって早めに帰宅するー
携帯を見ても、樹から連絡はないー
そういえば、仕事の終わる時間
聞いてなかったなと思いつつ、
メッセージを入れるー
私は家に帰って、
ご飯の支度をするー
お兄ちゃんも少し遅れると、連絡が来たー
準備が終わる頃に、
お兄ちゃんは帰ってきたー
携帯を見ると、
樹から連絡が来ていたー
そうこうしていると、
チャイムが鳴ったー
玄関の方へ向かったー
みんなはぞろぞろと中へ入ってきたー
座り方ー
滝|ジ|慎|樹
私|京|髙|北
ご飯食べてる時は、
私もみんなも平然を装っているが、
樹の方を見ると、
少し緊張してるようにも感じたー
ご飯を下げて、飲み物を出し、本題へ入るー
みんなから聞いて薄々知っていたが、
お兄ちゃんの口から本当のことが聞きたかったー
集まったのも遅かったこともあって、
メンバーは話が終わると、帰っていったー
私も帰るつもりでいたが、
お兄ちゃんに呼ばれたー
私はその後、樹に迎えに来てもらい、
帰っていったー
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。