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誰だって、運命の人に出会うって事はあると思う。
それが、5年後でも10年後でもいつ出逢うかなんて自分には計り知れないほど分からないものだ。
私にとって彼はそうだった……
先輩に出逢ったのは、中学1年の春だった……
先輩は、誰もが知るカッコいい先輩で兄の親友で、この頃の私はまさか先輩を好きになるなんてこの先の未来を先輩と過ごすなんて夢にも思っていなかった。
私にとって遠い存在だったから、私からしたら先輩はキラキラしていて眩しかった。
その頃の私はとにかく目立つことが嫌いで、友達なんて一人もいなかった。
兄の妹だ知られると、注目されて運動できるの?って毎回聞かれるそれが嫌で私は兄と出かける頻度が減るようになった。
比べられるのを恐れていたから、昔から何でもできる兄と3歳上の姉がいた学校が嫌いで小学生の頃は一度も学校に登校をしなかった。
涼海中学、海に一番近い中学校
そこにいる兄の 瀬戸優雅はバスケ部のエース
そして私は、瀬戸凛咲
彼女は、私の幼馴染。
凪沙だけが唯一相談できる相手だった。
教室に入ると注目された。
兄は昔からかっこよくて爽やかで誰もが認めるイケメンで、昔から男女関係なくもててた
いつも周りに人がいた。
「ねぇ、あれ?」
優雅先輩の妹じゃん」
「うわ、小さい」
それから。入学式が終わってから教室に帰って帰る準備をしてると
兄からラインが入ってた
[凛咲、俺の教室からタオルと水筒持ってきて
グラウンドにいるから]
それから、兄の荷物をとりに2年の渡り廊下付近まで来ると
2年の先輩たちがいて、お兄ちゃんの教室まで
遠い