第25話

岸優太 × I LOVE …
1,387
2021/01/04 15:39
side|岸
















クラスの人気者 兼 幼馴染のあなた 。
俺はそんなあなたに恋してる
でも 、なかなか気持ちを伝えられない 。
そんな自分が嫌いで仕方ない 









『 おーいあなた! 』


「 おぉ!優太! 」


「 今日迎えきてくれてありがとね 」


『 ぜーんぜん むしろ行きたかったから 』


「 ふふ 笑 」









その眩しい笑顔がまた 、俺の心を痛めつける 
可愛いのは山々なのに 、素直になれない自分が嫌いで 
心が痛くなる 。
いつか誰かに取られるんじゃないかって不安になる
そんなことばっかり考えていて 、夜もちゃんと眠れない














「 優太?どうかしたの … ?? 」


『 あ 、え 、なんもない 笑 』


「 そっか 」









そうやって 、心配してくれるあなたの優しさ
それもが俺の心を痛めつける
いつになったら素直になれるのか 









「 あ 、そうだ!
今日のお昼一緒に食べない? 」


『 え 、いいの ?? 』


「 うん!なんか今日は1人だからさー 」


『 食べよ食べよ!! 』


「 やった〜!!楽しみ! 」


『 俺も 』









あなたとのお昼 ! ?
最高かよ 笑
そんなことを考えていたら 、学校に着いた









「 じゃあ 、お昼ね!! 」


『 おう!じゃーな~ 』









クラスへ行き席に着く
今日も先生が教室へ来て 、ホームルームを終わらせ、授業が開始する 
いつものルーティーン
授業中も 、あなたとのお昼を想像して集中できなかった
集中しろよ!って話だけどな 笑


















なんだかんだでお昼









『 あなたのクラス行くか 』









そんなことしなくても 、あなたが教室の前で待っててくれた









「 優太!!よっ! 」


『 来てくれたの!? 』


「 私の方が授業早く終わったからね! 」


『 ありがと 』


「 ぜーんぜん! 」









優しい 、優しすぎるんだよ
もう 、素直になってもいいですか 、?









「 じゃあ食べよっか 」


『 だな 』


「 あ 、そのタコさんウインナー美味しそ 」


『 食べる?笑 』


「 いいの ! ? 」


『 いいよ 笑 』


「 やった!いただきまーす! 」









そう無邪気に食べるあなたが愛おしくて
つい言ってしまった









『 おれさ 、好きなんだよね 』


「 … へ 、? 」


『 … あ 、いや 、あのーウインナーね 笑 』


「 あーウインナーね!笑 」


『 そうそう 笑 』









やっぱり言えない 
言えないんだ
俺は意気地なし
“ あなたが好きです ”って言葉さえも言えない
弱い男なんだ 。













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切ない感じ描いてみました!
あの 、ファンマを変えました!
「 🏴💍👑 」です!
つけて頂けると嬉しいです💖

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