第8話

七五三掛龍也 × 早起き
1,733
2021/01/03 16:51
side |YOU

















5:00




『ふわぁ(( _ _ ))..zzzZZ』




朝5:00って早起きしすぎたかも 、笑

まぁいっか !

あ、ご飯用意してある

朝からフレンチトースト♡最高✨

なんか得した気分!

じゃあこの前みたいに学校早く行こうかな 。














『行ってきまーす 。』



















家を元気に出て 、綺麗な朝日を見ながら登校

これまた得した気分






















『なんか今日はついてる~』


『あ、もう学校 、笑』


『登校終了時間まであと1時間もある!?』


『こんな早く来るの久しぶりだなぁ 。』









すると









?「あれ、今日は早いんだね 。」


『七五三掛くん!?』


七五三掛「うん 、笑   七五三掛だよ」


『いっつもこんな時間に来てるの?』


七五三掛「そう 笑
早すぎて誰もこないんだよね 笑
せっかく誰かさんを早く来て待ってあげてるのに 。」


『誰かさん?』


七五三掛「そう 。でも今日は来れて偉いね 。あなたちゃん 。」


『…え?』


七五三掛「俺 、あなたちゃんに伝えたいことあって 
ずっと早く来てたんだよ?」


七五三掛「それなのに、この前まで早く来てたのにさ 。
急に登校時間遅くなっちゃうから 。」


七五三掛「言いたいことあるのに 、伝えられなかった 。」


『私に声かけてくれれば、いつでも聞いたよ?』


七五三掛「…朝じゃないと、、伝えられない…から 。」


『?』


七五三掛「2人きりになって伝えたかったから!」


七五三掛「今、伝えます…。」


『…うん。』


七五三掛「俺 、ずっとあなたちゃんのことが好きだった 。
だから 、あなたちゃんがいつも朝早く来てるって聞いて早起きしてた 。」


七五三掛「でも 、俺が早起きし始めた頃からあなたちゃんは来なくなっちゃって 。」


『それは…ごめん。』


七五三掛「だから、こうしてずっと待ってた。」


『七五三掛くん…ありがとね!』


『私も七五三掛くんのこと気になってた…///』


七五三掛「…ほんと !?」


『ほんとだよ!
だから今心臓が凄いことになってる…//』


七五三掛「俺もだよ…//」


『ふふ 、笑』









早起きは三文の”徳”




でもありながら




早起きは三文の”得”でもあった











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