あなたside
わっ!どうもあなたです!!
今日さ 、遅刻したんだけどぉぉぉぉ!!
ねぇどうしよ!!
ほかに遅刻してる人いないかな … (( 殴
めっちゃ全速力で走ってたんですよ 。
そしたら …
『 わっ!!!! 痛ってて 、、 』
?「 あ 、ご 、ごめん!!! 」
誰かと正面衝突して顔割れました( 嘘 )
?「 大丈夫ですか … ?? 」
『 あ 、、、 』
私は とっても見惚れてしまった 。
とってもかっこよくて 、手を差し出してくれる 。
まるで王子様に手を引かれるように …
?「 ん?笑 顔になんかついてはる?笑 」
『 え 、あ 、なんでもないです … !笑 』
?「 ほーん 、そっか 笑 」
危ない危ない!!
キモがられるところだった(
?「 同じ学校やんな? 」
『 そうみたいですね 』
?「 何年生? 」
『 えーーと 、2年です 笑 』
?「 あ 、後輩か! 」
『 先輩ですか? 』
?「 俺は3年!高橋恭平っていうねん 」
『 あ 、聞いたことあるかもです … 』
高「 せやろ?笑 」
『 はい!! 』
高橋恭平くん 、か …
やばい 、完全に一目惚れやん
高「 ほんまにだいじょぶ?笑
さっきからぼーーっとしとるけど 」
『 あ 、はい!大丈夫です!笑 』
高「 そか 笑
ほな 、一緒に行こか 」
ま 、まさかの一緒に登校 !?
ねぇ死ぬよ?( え
高「 いややった 、? 」
『 … まさかそんなことないですよ 、笑 』
高「 よし!行こ 」
『 はーい!( 照 )』
私たちが学校に着くと
案の定 、校門は閉まっていた 。
高「 校門閉まってんな 」
『 ですね 、』
高「 んじゃ
学校終わる時間までデートできるな 」
『 … は? 』
高「 え 、笑 」
『 で 、ででで 、デート!?!? 』
高「 ででで大王?みたいにいうなや 笑 」
『 だ 、だって … 』
高「 … じゃあ 、これだけ言わせて
聞いてくれたら帰らせてあげる 」
『 いや聞きますけど 、帰っちゃダメなんで 、笑 』
高「 あぁ 、そうやった 笑 」
『 先輩って馬鹿ですか? 』
高「 はぁ?笑 」
『 あ 、ちょっと 、口が滑っちゃって 汗汗 』
高「 … いうこと聞いてくれたら許す 」
『 なんでも聞きますよ? 』
そう 、首を傾けた瞬間
私の手が取られ 、高橋先輩の方へ引っ張られた
『 へ 、! ? 』
高「 ふ 、笑 可愛い 」
『 … 照れます /// 』
高「 一目惚れした 。付き合ってください 」
『 ま 、まじですか!? 』
高「 まじ 」
『 … よろしくお願いします 。』
高「 ほんまに!? 」
『 ほんまです 笑 』
高「 え 、嬉しい! 」
『 私も先輩に一目惚れしたんで 笑 』
高「 す 、すげぇな 」
『 はい 笑 』
先輩の息が首筋に当たってるからか
首が少しくすぐったい
でも 、なんだか嬉しい
こんなドジっぽくて馬鹿な彼氏が
私は世界一大好きです 。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。