第23話

髙橋海人 × 相合い傘
1,500
2021/01/04 15:34
side|あなたの名字


















今日の天気予報は晴れのつもりだったのに、









『 やっばい !雨降ってるじゃん ! 』


















天気予報 外れました 笑
傘持ってなーい!!!!うわあ!!









『 どーしよう 。
雨に濡れて帰るのも嫌だし … 。』


『 花梨〜傘持ってる ? 』


花「 持ってるよ〜 」


『 一緒に入って帰りたいいいい !! 』


花「 あなたと私は無理です 笑 
あなたには旦那がいるでしょ? 笑 」


『 はあ?何言ってんの 笑 』


花「 だから、旦那と相合傘して帰ればいいじゃーん 笑 」


『 いや 、無理無理無理!!! 』


花「 無理じゃないの!あ 、来たよ!
じゃ 、邪魔になるからばいび〜 」


『 んもうなんなの!笑 』










旦那なんて言われても 、、私があんなかっこいい人と釣り合うわけないじゃん 。
あ 、旦那って誰かって?
教えてほしい?ん?笑
まぁ 、しょうがない!教えてあげましょう!←
その名も “ 髙橋海人くん “
私が想いを寄せている相手
そんなことを考えていたら


















「 あなたちゃん傘ないの?笑 」









ま 、まさかのまさか声かけられた!?!?
後ろを振り向くと … 。








『 か 、かかか 、海人くん!?!? 』


髙「 そうだよ?笑 」









うわあやばい 。今日命日かも









髙「 で 、傘ないの? 」


『 う 、うん 。
天気予報晴れって言ってたから 。』


髙「 そうだったね 笑
じゃあ 、入ってく?俺と一緒に 」









ん 、ん?え?ちょちょちょ 、それはどういうこと?









『 どういうこと … ? 』


髙「 傘入ってく?って 」









ま 、まじでスカ!?!?
まさかの相合傘!?!?!?!?









髙「 返事ないなら 、けってーい! 」









海人くんが傘を開き 、私の手を掴んで傘の中へ引き寄せる 。
や 、やばい!?!?
心臓の音聞こえてないかな … ?!


















髙「 よーし!帰るぞ〜!!! 」


『 う 、うん! 』


髙「 ちょっとさ〜話聞いてくれる ? 」


『 うん !なんでも聞くよ ? 』


髙「 今日ね?こんなこと………あったの! 」


『 へ 、へぇ! 』









顔が 、、近い!!!!!!









髙「 それでさ 〜 」









一言一言喋るだけで 、顔が近くてドキドキする 
顔赤くなってないかな ?笑









髙「 あー、もっとこっちこないと濡れちゃうよ?笑 」


















なんて言いながら 、私を引き寄せる海人くん。
ドキドキして無理なんです!!!
すると 、急に雨が止み 、虹が出た 















髙「 あ 、雨止んじゃった 。」


『 だね 。』


髙「 もっと雨降ってればよかったのに 、止むの早すぎ 。」


『 … へ? 』


髙「 もっとさ 
あなたちゃんと相合傘してたかった 」









え 、それは どういうこと?









『 え?どういうこt … 』


髙「 気づくの遅すぎ 。
てか 、あなたちゃん鈍感? 笑 」


『 鈍感? 』


髙「 俺 、ずっとあなたちゃんのこと好きなんだけど 。」









… え?夢だよね?うん夢だ 。←









髙「 だから 、相合傘してたのに 」


『 え 、ちょ 、ん? 』


髙「 てか 、好きな人以外と相合傘する人なんていないと思うんだけど 。」


『 うん 、』


髙「 俺 、ずっとあなたちゃんのこと好きでした !!!
付き合ってください! 」









まさかの告白!?!?
もちろん答えは ?









『 よろしくお願いします! 』









天気予報のおかげで
私の夢は叶いました 。



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