第42話

深田竜生 × サッカー部
1,566
2021/01/05 15:12
side|あなたの名字


























今は放課後 。
夕日が落ちて 、薄暗い空の下
まだ ボールを蹴ってる音がする 。
誰だろう 、と思い校庭に足を運ぶ 。



















“ ばこーん! “ と言う音が響く 。



















『 竜生!まだやってたの!?!? 』


深田「 まぁ 、うん 笑 」


『 明日までに疲れちゃうよ?! 』


深田「 でも 、明日勝たなきゃ … 」


『 そうだけど 、体力温存しとかなきゃ 』


深田「 … そっか 。」


『 うん 、』



















強制終了させて部室に運ばせる 。
あ 、私サッカー部のマネージャーです!



















『 ほら!水あげる 〜 』


深田「 あざ 」


『 明日緊張する? 』


深田「 まぁね 、笑 」


『 竜生緊張とかしないのかと思ってた!笑 』


深田「 いや 、緊張ぐらいするわ 笑 」


『 ふふ 、笑 』



















すると 、竜生が真剣な顔でこっちを向いた



















深田「 あのさ 、」


『 ん? 』














深田「 明日 、俺が1点決めたら … 」


『 1点決めたら ? 』



















深田「 俺の言うこと 、聞いてくれる? 」



















その声は 、今までに聞いたことのないぐらい真剣だった 。



















『 わかった! 』


深田「 ありがと!笑 」





























その日は そのまんま帰った 。





























次の日 
予定通り 、サッカーの試合は始まった
前半は 、相手チームに1点取られた 。
今は 後半 。



















『 竜生!!!頑張れ!!! 』






















必死で応援する私を一瞬チラ見して
また 、前を向き直す 。
その時 …





























竜生の目の前にボールが来て



















シュートした 。



















審判「 ぴー!!!!1点!! 」



















『 やった!!!!! 
竜生!!すごいよ!!!!!!!! 』



















なんだか 、めちゃめちゃ嬉しかった 。
人の頑張りを嬉しく思うのは 
初めてかも … 。



















そのあと 、他の選手が1点入れて
私たちのチームが勝った 。



















『 皆!!!凄かったよっっ!! 』


生徒「  前半はどうなるかと思ったよw 」


『 ね!笑竜生のお陰でなんか勢いついたよね! 』


深田「 俺のお陰!? 」


『 そうだよ 〜 !
めちゃめちゃかっこよかったよ!』


深田「 あ 、ありがと … /// 」


『 そういえば 、1点決めたら
言うこと聞くってやつだったよね! 』


深田「 あ 、そうだよ 笑 」
























竜生はみんなの前で 、一息つく 。




























深田「 あの … 、」


『 ん? 』


深田「 俺と付き合ってください!!! 」



















『 私!?!?!?!?!?!? 』


深田「 うん 。
俺が無理した時とか 、体調のこと考えてくれたり
なんか 、その … 可愛いなってとこもあったり /// 」


『 ( //// ) 』


深田「 別に 、付き合えなくてもいい 。
でも 、この想いは伝えたかった 」


『 … ありがと/// 』


『 私も … 』



















『 好きです 。/ / 』


深田「 え 、ほんと!? 」


『 うん!笑
サッカーやってる姿
めっちゃかっこいいし!笑 』


深田「 嬉しい … !!!!!! 」

























竜生のお陰で 、私の想いは伝わりました 。








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