side｜あなたの名字

『 ふわあ( - . - ) y-., o O 』

『 う、ぅぅ、、痛いよ … 。 』

朝起きてから突然の腹痛

そうです 。女の子の日です 。

もー最悪 。今日は玄樹とのデートだったのに 。

しょうがない 。電話してまた今度にしてもらおう 。

そう思ったけれど 

“ ぴーんぽーん “

インターフォンが鳴って玄樹の声が聞こえる 。

そっか。今日迎えにきてくれるって言ってたんだっけ 。

どうしよう 、どう断ろう 。

そんなことを考えながら 、玄樹がいる扉の前へ 

ガチャ ← 扉を開ける音

玄「 あなた〜！！ぎゅ♡♡ 」

扉を開けるなりすぐに抱きついてくる玄樹

いつもなら嬉しいけど 、今はおなか痛すぎて素直に喜べない 

玄「 あれ 、あなたまだ着替えてないの？ 」

『 あ 、まぁ 、うん 。』

すると玄樹から 、思いもよらない発言が 

玄「 あなたさ 、今日女の子の日でしょ 。」

はい図星 

『 な 、なんでわかったの … ？ 』

玄「 彼女の変化ぐらい気づいてあげなきゃじゃん？ 」

こういうときはすっごい男っぽい玄樹

『 ん 、そうだね 。』

玄「 じゃあ今日はあなたの看病するぞー！ 」

『 病気ではないけどね 笑 』

玄「 お邪魔しまーす 」

母「 あら玄樹くんじゃないの 」

玄「 こんにちは！あなたのお母さん！ 」

母「 こんにちは〜！ごめんね？
今日遊園地行くって言ってたのに 、 」

玄「 いやそんな ！！
あなたの健康が大事ですし 、
遊園地行ってあなたが倒れたりしたら 
もっと困りますし 。」

母「 ふふ 、笑
そうね〜 。あなたはいい彼氏を持ったわね！笑 」

玄「 いえいえそんな 笑 」

ほんとそれよお母さん！！！

私はとってもカッコいい彼氏を持ったよ！

玄「 あなた 、お腹冷えてない ？ 」

『 うーん 、ちょっと冷えてるかも … 。』

玄「 えーダメじゃん！！
じゃあこっちきて？ぎゅーしてあげるから 」

『 恥ずかしいよ〜/// 』

母「 あら 、笑 」

『 んも/// 、見ないで！！お母さん！笑 』

玄樹は 、とっても優しい彼氏です ！！

女の子の日終わってから 、めいっぱい遊園地で楽しみましたとさ！