身体の変化を測定する特殊な椅子に座った沙織に質問をして回答する際の身体の状況を見る
質問者は二宮。
沙織:はい
沙織:はい
沙織:はい
沙織:いいえ
沙織:いいえ
隣の部屋では、みんなが見守っていた
二宮が1枚ずつ写真を見せて表彰盾を見せようとした瞬間、美幸が叫んだ
美幸:ちょっと待って…あのカメラさ、私撮ってるよね?あれ、赤外線モニターだよね?それで私の顔を流れる毛細血管の温度を測って収縮を知ろうとしたの?緊張すると収縮するから…あっちは私の瞳孔とらえてる。これも瞳孔の収縮で緊張状態を見ようとした…あんたたちの狙いは本当は私だった…最低
美幸:最悪…なんで私にはアリバイがあるでしょ?
美幸:そんな事、知らない…どこまでいい加減なの
美幸はヒステリックに激昂した
美幸:冗談じゃない。何やってんの?もっとしっかり捜査しなさいよ…
とにかく、これは法的に訴えるから…
こんな、いい加減な事をやってる暇があるなら捜査きちんと最初から、やり直したら?
あんたたち、赤点よ!
それを聞いて隣の部屋では…
実は、みずきが…と言うより対策室が賭けに出た…勝負はこれからが本番だった
大野は全員に、もう1度、証拠探しを頼んだ
その結果を待って、みずきは、もう一度
美幸を訪ねた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。