美幸:国道175号線。素数が好きだから
美幸:マジ😊何が好き?
美幸:あ〜ガウスの証明ね。いいよねぇ〜
2人だけの特殊な学問の世界に入り込んで話が弾んでいく
美幸:へぇ〜じゃ科学好きなんだぁ〜私と一緒。凄い
良い感じで盛り上がっていたのだか、不意に美幸が冷めた目で二宮を見て
美幸:でもさ、それもっと他で生かせば?
もったいないよ、こんな誰にでも出来る仕事。素数もフィボナッチ数列も泣いてるよ〜
美幸:私がキャリアになったら雇ってあげるから、それまで辛抱して頑張って👍
美幸:だって、本当に、もったいないよ。だから、後少し辛抱して
美幸:えっ?嘘でしょ?笑わせないでよ。ここでの仕事に本当に満足してんの?じゃ、刑事さんも対した事がないんだ…
そう言って、翔が取り調べ室に入って行った
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。