今日は合唱コンの日。
昨日先生に言われた言葉、胸にしまって会場に向かった。
会場に到着すると、ゆうとや仲のいいグループの子達が私を心配してくれた。
正直、涙が出そうになった。
でも我慢した。
合唱コン本番、私のクラスの番が来た。
他の人はどうせ本気でやらないだろうなって思ってたんだけど、いざ始まってみるとびっくりした。みんなの声がすごく大きく聞こえた。。。
結果は最優秀をとることはできなかった。
でも、私にとってこの合唱コンはいろいろあったけどいい思い出になった。
先生、昨日家に来てくれて、私に声をかけてくれて、励ましてくれて、ありがとう。
多分私はこの時から先生を気になり始めてた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。