部活が終わり校門を出る
私はユンギとキム君の後ろをちょっと離れて歩く
駅に着いても、同じ所には乗らない
ユンギは同じ学校の生徒の前で私と一緒にいるを嫌がる
私は最寄りで電車を降りた
改札を出ると…
ユンギはいつも改札を出たところで私を待ってくれる
顔には出さないけど
すっごく嬉しい!
私達は家の前に着いた
そう言ってお互い家に入る
数分後
ガチャ
私達の日課
家に帰ったら、その後一緒に練習をする
これは中学生の時から欠かさない
私はドリブルの数を数えたり
シュート数
筋トレの数も数える
練習が終わった
ユンギが言っていたあれ
ユンギの夢であり、私の夢でもある
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。