ユンギの私の腕を掴む力が強くなっていく
ユンギ…痛いよ…
何も言わない
急にどうしたの?
ユンギ!
大きな声でユンギを呼ぶと、
ユンギはハッとして急に止まる
私は大きい声でユンギを呼ぶ
ユンギはハッとして止まる
ご、ごめん
うん…
一瞬戸惑ったような顔を見せたユンギ
でもすぐにさっきの顔に戻った
怒ってる…?
ど、どうしたの?
お前、チョンに告白されてたのか?
告白されたのは昨日。今日はその返事を聞きたいって…
まさか、ユンギ、全部聞いてた…?
まだ答えてないのか?
う、うん…まだだよ…
ユンギの顔が一層怖くなる
何ですぐに答えが言えないんだよ!
ビクッ
そ、それは…
お前はあいつが好きか?
き、嫌いではないけど…
お前はどこのマネージャーだ?
南高…
あいつは北高だ!
すぐに断るべきだろ!
悩む必要がどこにある?
で、でも…
それともお前はあいつと付き合いたいのか?
お互いがライバルでも関係なく
そ、そうじゃないよ
北高のやつには近づくなよ!
近づくなって…
そんな言い方ないでしょ!
悪いのは私
でもユンギが北高に対して酷く言うからついカッとなってしまった
そんなに北高が良いのか?
ち、違っ
だったら南高のマネージャーやめてくれない?
え…?
マネージャーやめて北高でも応援すれば良いだろ!
そ、そんなっ!
私はただチョン君が怪我してたのを手当しただけ!
別にチョン君に特別な感情なんてないし、私は南高のマネージャーd
黙れ!
黙れ
こんな事、
ユンギから言われた事ないのに…
バカ!
私は走って家を目指した
家に着くはずのない反対の道を通って
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