プリ小説

第5話

。・゚・5・゚・。
二宮との例の電話から1週間。
彼から連絡が来ることは無かった。

こちらから連絡すればよかったのかもしれないが、仕事の邪魔をしたくないというのが半分、気まずくてかけられないというのが半分。
結局あの喧嘩別れのままだった。

このまま別れることになるのだろうか。
自然消滅?
そもそも先週の電話の時点で別れたことになってる?
不安定な関係だが、自分からハッキリさせるのも怖くて動けない。

情けない。
彼を支えようと決めたはずなのに。
辛い時ほど寄り添ってあげられる存在でいたいのに。

あの時は二宮に対する腹立たしさが勝っていたが、時間が経つほどに自己嫌悪に陥る。

二宮は大丈夫だろうか。
凄く弱っていた。
何か嫌なことがあったのだろう。
そんな時に、突き放すような真似をしてしまうなんて。







作者
ここから登場する
「佳奈」は,仕事の友達です。
佳奈
どーした?あなた。
失恋でもした?
余りに酷い有り様だっのだろう。
向かいのデスクの同期、佳奈がパソコンの隙間から覗いている
あなた
それに関しては,ノーコメントで
佳奈
あなたってさ。
恋バナ系しないよね,彼氏いるのかも分からないしー!

それは恋人があの二宮和也だからです。
なんて言えない。


佳奈に「今夜空いてる?」と聞かれ、イエスと答えれば「明日休みだし飲みに行こう」とのこと。
少し前から、近々同期で飲もうねと話していたのだった。
元気のないあなたを励ましてあげる!なんて意気込んでいる。
あなた
良いけど、その辺の話題は振らないでよ。喋んないから
佳奈
なにそれ。あんた芸能人?笑
冗談のはずの彼女の言葉が突き刺さる。

私じゃなくて相手が芸能人なんです
佳奈
いつものとこに7時で。同期に声かけとくわ
あなた
うん。
-------------------‐-------------------‐
会社から徒歩数分の、おきまりの店だ。
今日は飲むぞー!なんて騒ぐ佳奈に「本当は自分が飲みたいだけでしょ」と自然に笑えた。

久しぶりに笑えた気がした。
彼女に感謝。


それから、こうして二宮がいない生活に少しずつ慣れていってしまうのかも、と怖くなった。

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(ナギ)
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2019年4月10日~再活動します。 新しい小説楽しみに!! ♡嵐☞ニノ担よりのall ♡菅田将暉*新田真剣佑♡ ♡永野芽郁*今田美桜♡
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