桃side______
俺ところんがアジトに帰ってすぐ、仕事に行こうとしていたなーくんとすれ違った
俺は血が着いた服を脱ぎ、新しい服に着替えた。この後仕事の予定はないため、部屋でゲームをする予定だ。俺ところんが血の着いた服を着替えるためにその場をたとうとしたとき、なーくんに呼び止められる
ころんが一瞬固まった。
まぁ当然だ。最近依頼が多くて休める時がなかったから、ころんとゲームをするのは10日ぶり。ころんはかなり楽しみにしてたからな
まぁでも仕事だから…ごめんころんw
そう言ってなーくんは急ぎ足でアジトを出ていった
俺は不機嫌なころんを引っ張り仕事へ出る用意をさせた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!