あなた「ふぁぁ…」
何だかん言って、よく寝たなぁ…
げっ、もう10時か…。
立ち上がった時に少し立ちくらみがしたけれど、まあ、こんな日もあるかなー。って適当に割り切って私はリビングに向かった。
廊下を歩いている時、思った。何だか、クラクラが増していると。疲れが来てるのかな、と思ったけれど、それにしても頭が重い。
ガチャ。
シルク「お、あなたおはよ!よく寝れたか?」
編集中だったシルクが顔を上げた。すると、他のメンバーも私に気付いた。
あなた「皆、おは…」
言いかけた時だった。グワリと視界が歪み、立っていられなくなって、私は膝から崩れ落ちた。
7人「……!?」
モトキ「あなた大丈夫か!?」
マサイ「おい誰か毛布持ってこい!」
皆の声が遠くなって…ごめんね、もう無理だ…
私は意識を手放した。
―――――――――キリトリ線―――――――――
今回もお読み頂き有難う御座います。小桜です。
今回は、モトキなっつ類🍬👄🦈りーす様からのリクエストで主人公が熱を出すお話です。
そして、今回はとても短くなっております。更新頻度を上げる為なので、どうか御容赦下さい。
リクエスト、感想等御座いましたらコメント欄に宜しくお願い致します。
それではまた次回お会いしましょう。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。