いいねして作者を応援しましょう！

あの能力を手に入れるために仲間を集め、攻撃するOO達 それに反抗する××達 君は、どっちに味方するのかな?

ﾄﾞｶｯ　ﾄﾞｺﾞｯﾊﾞﾝｯﾊﾞﾝｯ　ﾊﾞｼｯ 「あんたなんかｯ産まなければよかったｯ」 静かな部屋に鳴り響く人を殴る音と僕に対する怒りの声 僕は小さい頃からずっと虐待されてきた。 毎日のように殴られ、蹴られ、 痛々しい痣がそこら中にある体 熱湯をかけられたり、カッターで傷つけられたりご飯をもらえなかった日もあった。 学校に行っても優しくしてくれる友達はいなく、ぼくの痣を見て気味悪がりいじめてくる。 机や教科書に落書きをされたり、殴られたり水をかけられたり、みんながみんなよってたかって僕をいじめた。毎日痣をつけて登校してくるやつだったらいじめても良い価値のない人間だと思ってるのかな。 先生は見て見ぬふりをする。 僕がいじめられてるって知ってるのにね。 でもそんな僕にも守ってくれる人がいたんだ。 ぼくのにいちゃん！ 僕のことずっと守ってくれたんだ 笑いかけてくれたんだ 僕のことを家族だと思ってくれたんだ！ 僕はにいちゃんがいたから生きてこれた。 にいちゃんは、僕の命の恩人！ ぼくの大好きな人！ でもね、にいちゃん突然いなくなったんだ。 こんな言葉を残して… 「何があっても生きろ。」 にいちゃんがいたから耐えれた嫌な日常も にいちゃんがいなくなったら本当に死にたいとしか感じれない。 でも、どんなに辛くてもにいちゃんが言ったから生きなきゃ絶対に。 はじめはそう意気込んでいたけど 最近そんな言葉では耐えれないほど死にたくなってきてる ひどい言葉や暴力を浴びせられるたびに思う。 僕ってそんなに価値のない人間？ 生きてちゃいけないニンゲン？ 幸せになっちゃいけないﾆﾝｹﾞﾝ？ もうよくわかんないや… はぁ、死にたい。死にたいなぁ。 でも、何度死のうと思ってもいつも死ねないんだよなぁ。死のうとするといつもにいちゃんの声が聞こえてくる。なんで、なんで自殺させてくれないの？ ねぇ、なんで僕を止めるのｯ？ ねぇｯ、にいちゃん。答えてよｯ にいちゃんｯ会いたいよぉ。 そっちにいきたいよぉ。 なんで先にいっちゃったの？ にいちゃん