菅原side




部活が終わって、いつものように肉まんを部員みんなで食べる。



いつものように帰ろうとした。



彼女を見つけるまでは…



菅原｢あなた.....？｣


1人で歩いている彼女を見つけた。


あっちは俺に気づいていないようだった。



このままだと話せなくなる......

まだ、話したいことがあるんだ....！


菅原｢あなたっ！！！！｣


数十メートル先にいる彼女に向かって全力で走る



名前を呼んだからか、こちらを向いてみせる。


菅原｢___っ！あなた！！｣



その名前を何度も呼んだ。

息を切らしながら必死に走った。



俺を誰かわかったのか、俺の顔を確認して彼女も走った。


俺の方にでは無い。



少しだけイラッとした。



影山には逃げなかったのに........




ただ、運動部で男の俺に勝てるはずもなく追いかけ続けて近くの公園に疲れてる様子の彼女を見つけた。




菅原｢やっと.....見つけた...っ｣


荒っぽく呼吸する彼女を優しく撫でた。



『なんでっ、ﾊｧ、追いかけて来るんですか…！ﾊｧっ』



久々に聞いた声だった。

菅原｢あなたが、逃げるからだろ......｣


グッと、息を抑えて落ち着いた様子で俺を睨んだ。


『だからって、追いかけないでください.....！』


精一杯の声だった。




あの頃とは違うあなただった。


菅原｢あなた...話がしたい…｣


そういうと、疲れた目でこちらを見た。



『嫌です....』


落ち着いたからか、いつもの声に戻っていた。



警戒してるような声にも聞こえた。




『もう帰ります....』


スっと立ち、俺の横を通り過ぎようとした。



『えっ、？』


声がしたのでそちらに顔を向ける。



あなたの視線の方向に目線をやるとそこにはあなたの腕を掴んだ俺の腕があった。




無意識.....かも、




『離してください…！』




ブンッと俺の腕を払った。



追いかけようとも思い腕を伸ばした。




でも、出来なかった。



スタスタと公園を出て帰っていく彼女をみて、

自分も公園を後にした。



























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気づくかな…私の国語力....！！


これに気づけたあなたは、国語得意？？？かも！？




あるとこをちょっと変えてて、菅原先輩の感情を表しているよ！


ある所が、▢▢から◇◇に変わって、▢▢に変わったよ！