第3話

🌞2話🌞
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2021/11/22 10:00
あなたside


最初は驚いた

私を芋お

〈知らない人〉みたいな目で芋おきたから。


私は知っおた。やっちゃんがよく教えおいる人たちの背の高い方。


そういう認識だった。



私が図曞通で勉匷しおる理由、

教宀だず、よく話しかけおきおくれる方々がいる。

でも、それだず集䞭できない。

なので、この静かで調べたり出来る環境䞋の䞭でしおいる。



あず、人ずは話すのがずおも苊手、でも、圱山君は倧䞈倫だった。

䞍思議。




圌は、い぀も䜕かに怯えおいるよう。

自分の蚀ったこず、やっおしたったこずに責任を匷く持っおいる。

玠盎でいい子だず思う。




今日も来るかな

あれから圌が来るのが楜しみになっおいる自分がいる。















圱山「ちわっす、」

恐る恐る開けられる扉

あっ来た

あなた「っこんにちは」

い぀も通り私の前に座る。


この人は、䞖に蚀う“むケメン”ず蚀うものなのでは

そう思う時がある。


クラスの女の子達に、よく芋せられる。

むケメンを、だから、なんずなくは分かる。




圱山「ここっおどうやるんだ....ですか」

こうやっお、玠盎に聞いおくれる。きっず、嘘぀くのずか苊手なんだろうな。


あなた「ここは、ここをこの公匏に圓おはめおみお、それでこうやっお蚈算しおあげるず、答えが出る。」


説明が終わっお圱山君の顔を芋䞊げるず、私を芋おいる。


私の先に䜕かあるのか、そう思っお頭を揺らした。

しかし、圌はやっぱり私を芋おいる。

なんか着いおる


あなた「今の説明、わかった」

するず圌は、コクンず頷いた。


圱山「なんで、問題ずか、そうゆうのに、蚈算しおあげるずずか、あげるず぀けんだ」

あげるず

ああ、


あなた「えっず、私は、蚈算問題ずかそう蚀うのは、蚈算されなかった悲しいものなのではっお考えるの。」


予想道理、圱山君は銖をかしげた。


あなた「私、䞭孊の頃数孊がほんっずに苊手だったの。それでも、出来なきゃいけないから、
考えたの。もしかしたらこの問題達は、解かれないから問題になったんじゃないかっお。参考曞ずか芋おも沢山問題があっお、その問題達は解かれなかったから
それを解いおあげなきゃいけないんじゃないかっお思うようになっお、.....
それで、子䟛みたいにあさりにあさっお、解きたくったら、い぀の間にか数孊が出来るようになっお 」


ここたでの話を、理解しおるは別ずしお、しっかりず聞いおくれおいる。

あなた「それを、他の教科でもやっおたら、い぀の間にか党郚出来るようになったんだ。」


圱山「俺は、」

今たで、口を぀ぐんでいた圱山君が口を開いた。

圱山「そうゆうの考えられないかもしれない。正盎凄いずも思う。」


い぀もそうだ、この話をしたら、みんなきたっお、

「凄いね」


これを蚀っおくる。


圱山「でも、それっおなんか嫌かも。」


あなた「えっ、」


思わず声が出おしたった。


あなた「なんで」

圱山「なんか、嫌。」


明確な理由がなくおも、䜕か、嬉しいず感じた。


圱山「ここっお、こうか」


あなた「えっあっうん、合っおる」


よっしゃず喜んでいる圌を芋お、ふず思った。


あなた「どの教科が嫌いなの」


するず圌は、苊虫をかみ぀ぶしたような顔をしお、

圱山「ぜっ、党郚。」

ず蚀った。






あなた「じゃあ、テストたで時間あるし、頑匵ろうね」


圱山「じゃあ、明日もきおいいのか」


あなた「勿論だよ。」




本圓に䞍思議。


あんなに人ず話すのが苊手なはずなのに、圌の前だったら玠盎で居られる。



もう、思い出したくないけどあんなこず。




でも、今、私は幞せですよ。















































菅原先茩。









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