今日は2つ目の問題を解決するため、あなたはジフンを呼び出した
そう返事するジフンの声は少し震えていた
そう言ってあなたはジフンの頭を優しく撫でた
こらえていた涙が溢れ出した
しばらくしてジフンが泣きやみ、どこかスッキリしたようにも見えた
ジフンside
僕が好きでいるのはあなたさんが幸せになるまで
あなたさんが幸せになった今、僕の恋に終止符が打たれた
あなたさんは最後までずるくて、優しくて
僕が初めて本気で好きになった人
本当は辛くて泣きそうになったのもあなたさんは見抜いていて、頭を撫でてくれた
あなたさんの手から伝わってくる温もりは暖かくて優しかった
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。