第33話

第32話
4,101
2018/09/04 05:59
お店から出たあなたはBTSハウスに向かって走り出した






あかり、ありがとう。












テヒョンに拒絶されてから今まで、これ以上嫌われるのが怖くてずっと逃げてた。












でもそんなんじゃずっとこの関係は変わらない。












今、動かなきゃ変わらない。














たとえこの恋が叶わなくても、拒絶されても、本当の気持ちをテヒョンに伝えたい。

















私を変えてくれたのはテヒョンで、テヒョンは暗闇にいた私を孤独で冷酷な私を光り輝く世界に連れてきてくれた。









いつだって私を助けてくれたのは、守ってくれたのは







テヒョンだ。











ポタッポタッ















ザーーー







走っている間に雨が降り始める。











まるで空が泣いているようだった。










どんなに傷だらけになっても

















この足は止まれはしない











どうせ、君しか愛せないから











たとえ届かなくても












"運命に嫌われても"












涙か雨かもう分からない














それでもあなたは走り続けた。
ーーーーーーーーーー
あなた
あなた
ハァハァハァ、
BTSハウスにたどり着いた
もう、服も髪もびしょ濡れだ。



でもそんなことはどうでもよかった。






早く君にこの気持ち伝えたい。



震える手でインターホンを押す




ピンポーン
???
はーい
ガチャッ
玄関を開けたのは









'
テヒョン
テヒョン
!?、あなた。


テヒョンだった。
あなた
あなた
テヒョン、好き。
テヒョン
テヒョン
え、
雨と一緒にまた涙が溢れ出す
テヒョン
テヒョン
っ、とりあえず中に入って、風邪ひくから。
あなた
あなた
【頷く】
玄関の中に入る
テヒョン
テヒョン
ジミナー!
ジミン
ジミン
はいはーい
ジミン
ジミン
って、え?!あなた!
テヒョン
テヒョン
タオル持ってきて
ジミン
ジミン
あ、わ、わかった!











'
ジミン
ジミン
はい!タオル!
テヒョン
テヒョン
さんきゅ
そうジミンにいうとテヒョンはあなたの髪を軽くふく
テヒョン
テヒョン
、、お風呂貸すから入ってきな。
あなた
あなた
私何も持ってないし、帰るよ
テヒョン
テヒョン
いや風邪ひくから
あなた
あなた
でも、
テヒョン
テヒョン
俺が心配なの!
あなた
あなた
っ、分かった。
あなた
あなた
(そんなこと言われたら、期待するよ。)
テヒョン
テヒョン
服は俺の貸す、下着は乾燥機かけて、
あなた
あなた
ありがとう。
テヒョン
テヒョン
場所教えるからついてきて、
あなた
あなた
うん、
トコトコとテヒョンの後について行くと
ジョングク
ジョングク
あれ?、あなた?
あなた
あなた
うん
ジン
ジン
あなたじゃん!
ユンギ
ユンギ
ずぶ濡れじゃん。
ナムジュン
ナムジュン
早くあったまったほうがいいよ〜
ホソク
ホソク
お風呂上がったら夜ご飯食べよ〜
あなた
あなた
ありがとう。
テヒョン
テヒョン
いくよ
あなた
あなた
うん、
テヒョン
テヒョン
お風呂はここで、乾燥機はここ、ドライヤーはここクシこれ、そんでこれ俺の服、ちょっと大きいかも。
あなた
あなた
わかった。
大丈夫。
テヒョン
テヒョン
出たらリビングきて。
あなた
あなた
うん。
ーーーーーーーーーー
お風呂から上がり、服を着る。
テヒョンの服は大きくて、あなたが着るとダボッとしてしまう
あなた
あなた
(テヒョンの匂いがする。)
それだけなのに、ドキッとしてしまった。











リビングに向かうとすごくいい匂いがした。
テーブルの上には美味しそうな料理が用意されていた。
ジミン
ジミン
あなた!この席座って〜
あなた
あなた
うん。
いただきまーーす






ジンが作ったらしい夜ご飯はごま油がいい風味を出していてとても美味しかった。







ごちそうさまーー!
ナムジュン
ナムジュン
俺片付けるよ!
ホソク
ホソク
ナムジュン壊すから俺も手伝うよㅋ
ナムジュン
ナムジュン
なんだそれㅋ
まぁ、ありがとー
ユンギ
ユンギ
部屋で音楽作る。
邪魔すんなよ
ジミン
ジミン
グク!グクの部屋でゲームしよ!
ジョングク
ジョングク
うん!
ジン
ジン
俺も部屋戻ろー
あなた
あなた
あかりは?
ナムジュン
ナムジュン
あー、あかりは今日実家に一回帰るらしいよ、明日も仕事ないからね。
ホソク
ホソク
あかりがあなたさんを泊めるなら私の部屋以外にして!って言ってた。
ジョングク
ジョングク
え?、なんでですか?
ジン
ジン
なんか極秘資料とか資料が沢山あって散らかってるの見られたくないんだって〜
ジョングク
ジョングク
なるほど、じゃああなたはどこに?
ジミン
ジミン
俺グクの部屋行く〜
あなた
あなた
え?
テヒョン
テヒョン
、、。
(ジミン、ありがとう。言うなら絶対、今だよな。)
テヒョン
テヒョン
あなた行くよ
あなた
あなた
え、あ、うん。
あなた
あなた
(まさか、テヒョンと?)
あなたは頭の中をぐるぐるさせながらテヒョンの後を付いて行った















(。-ω-。)----------キリトリ線----------(。-ω-。)
作者どす。
途中RUNの歌詞が入っているの気づきました?笑


私が好きな曲で、この作品にも少しあっている気がしたので入れてみました!


どーでしょーか?!笑


是非、RUNを聴きながらこの作品を読んでみてください。


きっと泣きます笑。

プリ小説オーディオドラマ