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2020/05/20

第5話

転生した子が任務についてくことになった話
「あっ、来たわ!!」


ぐわぁ、天使!!!

長い廊下が終わり庭に出ると、いきなり巨乳美少女のお出迎えが。
その後ろにはズラァッ…と、これまた美男美女が規則正しく並んでいる。

必死に顔がにやけるのを堪えて、口と目に力を入れる。

冨岡さんは私を美男美女の列に連れてきて、手を離した。
そのまま列から離れて行こうとしている。 えっ、待ってどこ行くの。
…あっ、そうだお礼!!

「あ、ありがとうございます」

「……」

顔をこちらにも向けずにガン無視されたが、きっと照れているのだろう。
可愛い奴め…☆

「君、少し私の前に来てくれ」

お館様?が、私に微笑みながらそう言った。
………私に言ったのか………?

とりあえず少し前に出てみる。
すると、もう少し、と言うようにちょいちょいと手招きをされた。

お、おう…私に言ったんだな…。

言う通りにしとこうと、少し前屈みになりながらおずおずと前に出る。お館様のいる居間?と
少し離れた位置まで前に出た。


「昨日はよく眠れたかな?」

「…!…えっと、はい。ありがとうございます」

「それは良かった。今後からはあの部屋が君の部屋だよ。
部屋の物は好きに使ってくれていいからね」

「は、はい。ありがとうございます」

「私は産屋敷輝哉。この家の当主だよ。 昨日も言ったとおり、君はここじゃ
とても珍しい血を持つ、稀血という存在なんだよ。故にとても、鬼と言う存在に
狙われやすい」

「…………」

「その鬼を滅殺するのが、私たち鬼殺隊。
 ここにいる人たちは、みんな優秀な柱だ。だから安心して、
 ここに身をよせなさい」

「…あ、りがとう、ございます」

なんてファンタジーな。そんな世界に来てしまったのか。
しかも命の危険を常に感じないといけない…こっっわ…。
…でも……こんな簡単に信用してもいいのかな…いくら顔がよくても、少しでも怪しいとか
思った方が良くないか……でも他に行くところなんか……

「…信用ならないかな?」

「!!!」

ドキッとした。
え、そんな顔に出てた…?

「そうだ。一つ、提案があるよ」

「…?」

「今日、柱の誰かの任務に、ついていってみるのはどうだい?
そこで、君を守れる強さがあると、証明してみるよ。どうかな?」

え、、、
それはそれでなんだか申し訳ない。
私なんてついていったら足かせになるのは目に見えてる。
任務の邪魔だろ。
後ろに跪いている美男美女の方々も、「え、マジ?」みたいな顔をしている。

「……今日は、比較的安全な任務があるのは天元だね。引き受けてくれないかい?」 

「……お館様な命令とあれば、引き受けましょう」

比較的明るい声が聞こえた。…てんげん……?
そろぉぉ…っと目を動かして後ろを見ると、筋肉お化けとバッチリ目があってしまった。わお…。



その後、解散と同時に私は伊黒さんの方に駆け寄った。
上着を返して、お礼を言わなければ。

「伊黒さーん、昨日はありがとうございました!
 上着かけてくれたおかげで、風邪を引かずに済みましたー!」

「声が大きい。あとお前のためでもないからお礼は不要だ。
勘違いするなよ…宇随と合同任務か、せいぜい死なないようにするんだな。
どうせ弱いだろうが、足手纏いになるなよ…」

相変わらずネチネチと。伊黒さんは心配性だなぁ…。
…なんか過保護のお兄ちゃんみたい。

「本当にありがとうございます、お仕事頑張ってくださいね!」

仕事って言っていいのかわからないけど…。
にこりと笑ってもう一度お礼をいうと、伊黒さんは今度は黙って去って行った。
なんか一言ぐらい言ってほしかったぴえん

「お前伊黒と仲いーのな〜」

「ひゃあ!!?!??、!??」

しん、し、心臓が、止まるかと、おお、おも、思った、、、

振り返ると顔のすぐ近くにイケメンがいた。
全然気配がしなかった。音もなしに近づくとかさ、もう、なんか、やばいよ。
てか伊黒さんと仲良さそうに見えたのまじかよ。どの辺が??

「俺様は派手を司る祭りの神、宇随天元様だ。
今日は俺がド派手に守ってやるから、絶対離れるなよ?」

後半もはや脅しでは。

自称祭りの神〝宇随天元″ 彼は自分の鍛え抜かれた二の腕をこれ見よがしにさらけ出している。
なんと破廉恥な…///
こんな人についていったら、私もムキムキになってしまうのではないだろうか…汗

任務についていくのは少々怖い。震える拳を握りしめ、自分に気合を入れる。
とりあえず生きて帰る。これを目標に死ぬ気でついていこうと思う。

「邪魔にならないよう頑張りますので、よろしくお願いしますね」

「…せいぜい、ド派手についてこいよ」

彼、宇随さんは、少し笑ってそう言ってくれた。 


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夢主
うっひゃー宇随さん色気が大爆発だ。
こんな人について行ったら精神がボロボロになってまうやん。
次回、夢主、無事に生きて帰れるのか!?


自称祭りの神
珍しい血をもつやつっつってたから、どんな派手女かと思えば
ずいぶんと地味なやつだな。あと弱そう。
でもまぁ伊黒が他のやつと仲良く話してるところ(強めの幻覚)なんざ、
それこそ珍しいけどなぁ。