第40話

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2021/06/24 07:40
「あった、隠し扉だ」

『武器まである…銃に弓、ガスもあるわ』

「いろいろ準備してくれていたという事か」

「この下には必ず奴らがいるはずだ、慎重にやるんだ。特にあなた」

『っ…』

「あくまでも君は狙われている、程々にしてよ?」

『はーい…』

「よし、突撃だ!」














ガンッ



「(入って来たか…!)」




ガラガラガラガラッ




『サシャ、右お願い!』

「了解です!」


「(一体何を?)」


「『せーのっ!』」



バンッ



「け、煙が!?」



「あなたさん、サシャ!」

『アルミン、後は頼んだわよ!』

「え!?」






「だからあなた動くなってぇ!」

『いーやよ!』

「もう…ミカサ、あなたについてくれ!」

「分かりました!」




『ミカサ、無理だと思ったらついて来なくていいわよ。』

「え?」

『私ね…』




「リヴァイ、あなたを止めれないの!?」

「無理だろうな」

「だよね…」

「アイツの1番好きな事は…」




『思いっきり暴れる事なの』

「暴れる?」

『まぁ、今回の事なら…こいつらを殺しまくることね。』

「あなたさん!」



「いいか!この中にもう1人目標がいる!絶対に殺すな!そいつは隊長の話だと1番手強いぞ!」



「あいつだ!皆行け!」

「クソっ!」

「捕まえられろよ!」



『嫌よ』



「あなた、あの女だ!」

『了解!』




『トラウテって言ってたわね。どう?貴方達の隊長さんは』

「…我々は隊長の夢を叶える為に犯罪を犯している!」

『ケニーの為なら…死んでもいいと?』

「あぁ、もちろんだ!」

『変な事考える人ね。ケニーも、貴方達も…』

「さぁ、捕まってもらおうか!」

『その前に、私の相手をしてくれない?』

「相手?」

『殺し合いよ。戦って。』

「…いいだろう、受けて立つ!」

『よし、行くわよ!』



ガキンッ!








「ハンジさん!あなたさんがリーダーらしき人と戦闘を開始しました!!」

「加勢すると逆にあなたの戦闘力が下がる…。傷つけるのを阻止しようとして…。あなたの加勢はしなくていい!アルミン、サシャ!信煙弾をあなたの方に!」

「「了解!」」

「リヴァイ!いいよね!?」

「あぁ。それに、俺も相手しねぇといけねぇ…奴とな」

「よし」








『悪いけど、私達は貴女達を殺したい訳じゃない。エレンとヒストリアの場所が分かれば、それでいい!』

「ッ!」




「それは嬉しいな!ならお嬢ちゃんも捕まってくれるか!?」




『っ⁉︎』

「昔、てめぇの頭の中はあのチビの事でいっぱいだった。それが今ではエレンとヒストリアかよ」

『それが貴方の言う、私らの事情よ。』

「まぁ、仕方ねぇわな。お前も好きで調査兵やってる訳じゃねぇんだろ」

『…後悔しないって、決めたのよ』

「へへっ、好きな男の為ならなんでもするか!」

『なんでも、ねぇ…』

「トラウテ、お前らはなるべく集まってから撤退だ!」

「了解!」

「俺はあのチビと戦わねぇといけねぇらしい」





「オラァ!!」

『リヴァイ!』




「お前は1番あいつと戦ったらダメだ!お前は他の奴らをなるべく減らせ!ケニーは俺が、あの女はハンジがやれ!」

「分かった!」

「いいな、あなた?」

『……分かった』



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