第52話

鬼滅怪談~恐怖の夜~ ニ((長め
1,483
2020/06/25 12:43
あ ら す じ
本当の恐怖を知らない同僚、先輩、後輩に、この優しい優しい私が、本当の恐怖とやらを教えてあげたいと思いまーす♡



例)無惨の髪型は、ワカメだった!...的なやつ





✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
あなた

それじゃあ、第一夜!

伊黒 小芭内
伊黒 小芭内
え?は?始まるのか?









《増えた仲間》
これは、ある満月の綺麗な夜の出来事です。
10人程の、若者達が、ある宿に泊まり、大広間で怪談話をしていました。
皆は、都市伝説から、童話の怖い話など、順番に話していきました。
最後に語るのは、1人の少年でした。

周りの仲間たちは、怯えているような、でも楽しげな、顔をしていました。
少年
なぁ、俺が聞いた話なんだが...
少年
なんとここの部屋、丑三つ時になると、女の子が、この部屋に現れるらしいんだ。
一人の女の子が、涙目になりながら言いました。
少女
やだぁ...怖いよぉ...
少年
おまえ、最後にそんな怖いこと言うなよ...
ふと、一人が、時計を見ると、ひっ...と短い悲鳴をし、時計を指さしました。
少女
今、丑三つ時だよ...
皆は、青ざめた顔をし、一人一人、顔を見合いました。
少女
...やだ...怖いよぉ...
一人の女の子が、涙を流しながら、言いました。
少女
もう、夜遅いけど、帰らない?
もう一人の女の子が、言いました。
少年
は?こんな夜遅くに、どうやって帰るんだよ...
気の強い男子が、言いました。すると、それに答えるように、もう一人の男子が言いました。
少年
深夜バスなら、やっているんじゃないかな
気の強いもう一人の女の子が、言いました。
少女
こんな田舎に、深夜バスなんて、通ってる訳無いでしょ!
女の子は、気が立っているらしく、「泣くんじゃないわよ」と、泣いていた女の子に言いました。すると、一人の男子が言い返しました。
少年
そんなに、言わなくてもいいんじゃないか?
そう言うと、気の強い女の子は、バツの悪い顔をして、俯きました。すると、もう一人の女の子が、言いました。
少女
あのさ、もう今日は遅いから、寝ない?私、眠くなっちゃったよ。
ふわぁ、と一つあくびをしました。



すると、気の強い女の子が、「ひっ、」と、窓を見て叫びました。
少女
女の子が、、女の子が、居る!!!
仲間たちが、一斉に窓を見ると、おかっぱ頭の女の子が、窓を叩いてるではありませんか。
少女
やだ...帰りたいよぉ!!
少年
従業員は?!エントランスに電話をしろ!!
少女
さっきからしてるのに、繋がらないの!!
若者たちは大騒ぎです。泣き叫ぶ子や、帰ると言う子などなど...
その時です。大広間のドアが、大きな音をして開きました。
少年
げふぅ〜いい湯だった〜...ん?どうしたの?みんな
なんと、もう一人の仲間がきたではありませんか。
気の強い男の子が、一人一人の人数を数えていきます。すると...
少年
1人増えてる...!!!!!!
きゃぁぁぁと、女子達は叫びだし、男子達は、震えだしました。
そして、皆は、急いで帰る準備をし、宿を出ました。
温泉から出てきた一人の男子は聞きました。
少年
皆どうして、そんなに怯えた顔をしているんだ?
気の強い女の子が、言いました。
少女
あんた見てなかったの?!一人、人数が増えてたじゃない!
少年
???
少年
人なんて増えていなかったよ?
皆は、冷や汗を流しながら、じゃあ、誰が増えていたんだ?と男子に聞きました。
しかし、その男子は、あまり顔を覚えていなかったらしいので、
男の子は、一人一人の特徴を聞くことにしました。
※一つ一つ特徴を書くと長くなるので省略する


・涙目になっていた女の子
・帰ろうと言った女の子
・気の強い女の子
・時計を見た女の子
・怖い話を言った男子
・気の強い男子
・電話をかけろと言った男の子
・電話をかけた女の子
・言い返した男子
・お風呂に言っていた男の子
少年
泣いてた女の子...?そんな子いなかったよ?
そう、男子が言うと、涙目の女の子が、肩を震わせました。
少女
え?私居るよね?私居るよ?
それを聞いた女子や男子は吹っ切れたように言い合いました
少女
そう...よね。こんな子いなかったわ。
少年
ああ、きっと増えたのは、こいつだろう。
少女
やだ、幽霊怖い!
1人の男子が、なにか閃いたように、こう言いました。
少年
幽霊は俺達しか見えていなし、声も俺達しか聞こえないようだ。それなら、こいつでストレス発散すればいいのでは?
涙目の女の子は、ビクビクしながら、語りかけます
少女
わ、私、幽霊じゃないよ?ね、ねぇ...
少年
うるせぇ、幽霊!!!!!!バキッ
少女
痛い!やめてよ!
幽霊は泣きだしました。そんな事はお構い無しに、仲間たちは、幽霊を殴ったり、蹴ったりします。だって、私達にしか見えない幽霊ですから。
ストレス発散にはいい道具じゃありませんか?









おや、鞄に切符が入っているみたいです。日付けは...幽霊が出た日ですね。切符の数は...おやおや...“11枚”じゃありませんか。







可笑しいですねぇ、







だって、1人増えているんですから。