第34話

34話
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2019/12/11 08:10
唇を離そうとしても力が強くて離れられない






ようやく離れたかと思うと私を睨みながら口を開いた
壱馬
次はこれだけじゃ、済まないから
あなた

はい…

教室に戻るとみんなが私を見てコソコソ話している
クラスのAさん
青山さん、壱馬先輩とキスしたって本当なの?
あなた

え?

クラスのAさん
見たって言う人がいるの
あー、もうなんでこうなるかな…







好きでもない人にキスされてクラスの女子に目をつけられてもう嫌だ
菜々花
ちょっとまった!あなたを責めるのはおかしい!
あなた

菜々花…

私は我慢できずに泣いてしまった

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