目が覚めると真っ暗な闇の中にいた。
そんな闇の中に一人の男が現れる。
耳の中で音が鳴り響き、大事なところが聞き取れない。
回りを見渡しても、どこまでも闇。
すると目の前がパァッと明るくなる。
気づけばベットのうえだった。
回りを見渡せばオスマンとエーミールがいた。
起きあがろうとすると、頭が痛くなる。
ショッピ君もいつの間にかいて。
何があったのかよく思い出そうとする。
...そうだ。
突然ベットの下からにょきっと出てきて驚く。
そう言って抱きついてくる鬱。
ぎゅーっと抱きついてくる鬱を引き剥がそうとして止める。
...まぁ今回は私が悪いから。
ゆっくり鬱の腰に手を回す。
そういえば鬱って...なんだかいい匂いがするんだよな。
そんなことを考えながら、さらに抱き締めてみると。
なぜか鬱が硬直していた。
それを面白そうにつつくオスマン。
なんだか上の空なエーミール。
なぜか不機嫌そうなゾム...
って、え?
申し訳なさそうな顔をしながらも鬱を引き剥がそうとするゾム。
突然はっとした顔になった鬱が、私にさらに抱きつく。
プクッと頬を膨らませる鬱。
それをみてゾムが一言。
_____
...結局あの夢は...
そう思いながら部屋に戻る。
部屋に入るとーー
え、まって、なんで私の部屋に...?
しかも着替えかけて...
ま、まさか!!
慌てて部屋の名前を見る。
...『コネシマ』
そう言って部屋を出ようとする。
と。
な!行こうや!
そう話すコネシマを前に考える。
うるさいな...
そう思いながら外に出ようとする。
ショッピ君とばったり会った。
▼ ショッピ は 不思議 そうだ どうする ?
▼ 夜桜 は タメ口 で 話せる 仲間 が 増えた!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。