第10話

Selene Rubi side
339
2019/03/27 23:31
モモ
準備出来たー?
Rubi
...
改心してちょっと仲良さげにしてみたはいいけど、やっぱり落ち着かない


どう頑張っても私は私のまま

それでも少しでも私の気持ちが伝わってて欲しくて


モモさん、無言だけど許して下さい

何か言ったら何かされそうで怖いんです



ガチャ
モモさんを抜いて、先に家を出る
ジヒョ
行ってらっしゃーい
モモ
うん、行ってくるで!じゃあな〜っ
モモ
あっ、ちょっと待っとってよ〜
✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――

そのまま2人で電車に乗って、都心部の大通りに向かう

通勤ラッシュは過ぎたとはいえ、まぁまぁの人の多さ

モモさんでさえも黙ったまま

バレないようにっていうのもあるけど、私の話しかけるなオーラのせいだと思う
✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――
モモ
あ、この駅で降りるで
Rubi
...
《〜に到着致しました...お忘れ物の無い様に...ご乗車ありがとうございました…》

アナウンスをバックに聞いて、スタスタと歩いて行く
モモさんは小走りで私に着いてくる
モモ
なぁ、なんかRubiちゃんって歩くの速いよな?なんでそんな速いん?
Rubi
...
モモ
モモは速く歩くとコケるしなぁ...笑笑
いやそんなの知らないよ
✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――
モモ
あ、ここやで!入ろ入ろ
ショッピングモールに着いたらしい
✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――
モモ
まずどこ行く?
Rubi
...
モモ
ん?
Rubi
行きたい所へどうぞ
モモ
ん...じゃあコスメ見に行こ!
✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――
...コスメにはそこまで詳しくないしなぁ
ヘリンはこういうの好きだけど、私は正直そこまで...


メイクなんてさせて貰えなかったしね
見とくだけにしておこうかな

あ、でもヘリンになんか買って帰る事にしたし...

まぁコスメに限らなくってもいっか
モモ
何見とるん?
これが何か分かんないんですけど
Rubi
分かんないです
モモ
これアイプチやで〜

二重にするやつ

まぁRubiちゃんは元々二重やから関係ないな笑
Rubi
二重になんの意味が...
モモ
そういえば、Rubiちゃんっていっつもすっぴんやない?
Rubi
あまりメイクに興味ないので
モモ
え、何歳!?成人...はしてないよな
Rubi
してないですね

モモさんが思うより少し下くらいじゃないですかね
モモ
...じゃあ10代前半?
Rubi
それは言えませんけど
モモ
折角やし、モモがなんかRubiちゃんに合うコスメ選んだる!どんなのがええ?
Rubi
そこまで顔を変えたくないです
モモ
じゃあリップとチークくらいかな...
✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――

(飛ばします)

とまぁそんなこんなでショッピングは終わり...

今はカフェでのんびりしています

沈黙が続いてるけどね

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